12.カムシャフトの交換

ボアアップの翌日、カムシャフトの交換作業へ。

4サイクルはカムで激変すると言いますが、どのくらい変わるのか楽しみです。

まずヘッドを付けたままカムスプロケを外し、そのままカムシャフトだけ抜けないか試して

みましたがやはり駄目でした。

素直に昨日組んだシリンダーヘッドをまたバラします。

シリンダーヘッド単体にして作業再開。

簡単にカムシャフトは抜けました。

抜き取ったカムと新しいハイカムを比較。

右がノーマル、左がハイカムです。

ノーマルに比べハイカムはリフト量が高く、バルブの開閉時間も長くなるようにカム山が

設定されています。

目視で分かるほどの違いです。

これは性能アップが期待できます。

早速組み付け。

ベアリングにエンジンオイルをたっぷり塗り馴染ませます。

抜きとりは簡単でしたが組み付けはロッカーアームが邪魔でうまく入りません。

結局ロッカーアームをバラしカムを入れたロッカーアームを再度取り付けました。

何事も手抜きはダメですね。

あとはバルブクリアランス調整。

とりあえずモンキーのノーマル値 IN/EX : 0.05mm±0.02mmを参考に0.05mmで調整。

バルブクリアランス調整で毎回悩むのがシックネスゲージの手ごたえ?抵抗?です。

未だにどれくらいの抵抗があればちょうどいいのかが分かりません。

とりあえず0.05mmに調整したつもりです。

カムシャフト、ロッカーアームの周りにエンジンオイルを塗り、馴染ませたあと車体に

戻します。

全てを組み付けたあと一通り締め忘れが無いか確認。

その後エンジン始動です。

キックが更に重くなったような感じですが、上死点を探ししっかり踏み下ろせばあっさり

エンジンはかかりました。

回転はスムーズでレスポンスも若干良くなった感じがします。

ただ、若干タペット音?なのかカタカタといった音がします。

外装を取付け、さっそく周りを試走。

出足から更にトルクアップしているのが分かります。

しかも中速からの伸びが激変、中速からモリモリ加速します。

ボアアップで増大した低速トルクがそのまま高回転まで伸びていくような感覚です。

しばらく周囲を走りまわってちょっと感激。

ナラシ中なので全開にはしていませんが、周辺の車の流れに乗れるくらいのスピードは

出ています。(車の流れをリードすることはできませんが・・・。)

ただ、キャブセッティングをきちんとしていないせいか途中息つきするような感覚があります。

この後のCDI交換に合わせセッティングが必要なようです。

しかしカムシャフトでここまで変わるとは予想以上でした。ボアアップされる方はカムシャフト

も同時に交換されることをお勧めします。

(飽くまで75ccのモンキーですからパワーアップと言っても知れています。
過度の期待はしないでください、普通の交通の流れに最低限ついていける程度です。)

 

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2015.7.20-(2)