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このところ長距離を走る機会が多く、前回の交換からだいぶ経っている事もありギヤオイルとデフオイルを交換することに。 今回初挑戦ですが、調べてみるると比較的簡単そうです。 | |
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まずはギヤオイルを抜き取ります。 軽く周りを走ってオイルを温めます。 車体右側のミッションケースにある2ヶ所のスクリューボルトがそれです。 |
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2ヶ所のスクリューキャップうち先に下側を外し、古いオイルを排出。 続いて上(フィラーキャップ)も外してオイルが抜けやすくします。 |
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BMWは別体のギヤボックスのためブローバイガスが混入することもないので、 あまり汚れていませんね。 目だったスラッジや金属粉もありませんでした。 |
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続いてファイナルギヤケース。 下側の六角ボルトがドレインで左のスクリューキャップがフィラーです。 |
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ドレインボルトを外し、オイルを抜きます。 |
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こちらも密閉されているのでそれほど汚れていません。 |
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ただ、ドレインボルトにつけられた磁石には黒いカスのような物が結構付着して いました。 軽く拭き取って、パーツクリーナーで清掃。 |
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オイルの抜き取りが終わったところで、今回はこのオイルを使います。 MOTOREXにHYPOID GEAR OIL です。 MOTOREXはBMW用のエンジンオイルも出しており、純正相当の品質で価格も 比較的リーズナブルです。 マニュアルによるとギヤボックス800cc、ファイナルギヤ250ccと1リットルでは足り ないため、今回2本購入しました。 |
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で、今回の目玉がこれ。SuperZOILです。 これまで2サイクル、4サイクルのエンジンオイルとして使ってきましたが、添加後 明らかに違いが分かる程の効果があり、私のお気に入りです。 少々高いのがたまに傷ですが・・・。今回は少ない添加量で今までの効果を発揮 する superZOIL eco を購入してみました。 通常のZOILはオイル量に対し8〜10%添加するようになっています。 このZOILecoは添加量5%で同等の性能を発揮するそうです。 |
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オイルフィラーが小さく、ギヤボックスは横向きに注入する必要があるため、通常 のジョウゴやオイルジョッキも使いにくそうです。 ネットでギヤオイルの交換をされているサイトを見るとオイル差しを使って作業され ています。 なるほど!で、こちらを用意。 |
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オイル差しに量の目盛が付いているので(正確かどうかわかりませんが・・) それを基準に数回に分けて注入していきます。 一緒にZOILecoを5%添加します。 |
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最後はオイルフィラーから溢れるまで注入するようになっています。 計量はそこまでシビアには必要ありません。 ただし盛大に溢れないように注意しながら注入していきます。 |
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注入し終わったらフィラーボルトを締め付けて交換完了です。 ここはトルクレンチを使ってキチンと締め付けトルクを確認します。 ちなみにドレインボルトの締め付けは 26±1Nm フィラーキャップボルトは31±2Nm です。 |
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続いてファイナルギヤケースのオイルも注入。 ここで、1本では50cc足りないはずが、なぜか1本で足りてしまいました・・・??? こちらもトルクレンチを使いしっかりと締め付け。 |
よくよく考えてみると superZOILeco を5%添加しています。 1000cc(1L)の5%プラスなので1050ccになり、1本でちょうど足りることになります。なぜ気づかないかな・・・・。 交換が終わったところで回りを軽く試運転。劇的な変化は感じられませんが、シフトの入り方が気持ちスムーズな感じがします。 長距離を走れば更に変化が現れてくるはずです。 |
2015.9.13