レッツゴーW800

 W800のウィークポイントは、この美しいバーチカルツインエンジンだと思います。
絶対的な力を持つ無機質なマシンと、まるで人間工学との融合から生まれたような、やさしい印象のエンジンです。
 エンジン右側のヘッド横には、カムシャフトの駆動のためにベベルギヤ(傘型歯車)が採用されていてクロームメッキのカバーとクランクに 伸びたシャフトが、このエンジンの特徴だとおもいます。
フューエルインジェクションのクロームメッキのカバーとペペルギヤのクロームメッキのカバーが輝きを共鳴し合っていてます。 美しく刻まれたフィンから突き出ているマフラーの角度もなんともいい感じです。
 エンジンを真横からみるとシリンダーヘッドからクランクにかけて、シリンダーのウエストが締まっているのが分かります。 エンジン全身の形とエンジン各部分とも美しい曲線からなっています。
 エンジン左側の特徴は、おむすび山クランクとフロントスプロケットのカバーの絶妙な形が、これまた美しさを引き立て合っています。 エンジン左側はエンジン右側の派手さはないものの、W800に優雅な印象を与えています。

 3000回転くらいからバーチカルツインエンジンらしい音と振動が伝わってきて、このブゥォーンという鼓動がなんともいえず快感でやみつきになります。 最大トルクが2500回転なので、3000回転になる前くらいにシフトアップすればいいものを、快感に浸って、ついつい回したくなります。
バーチカルツインエンジンは見ていて惚れ惚れしますが、走らせて回してみてもライダーを刺激してくれて見た目だけではありません。
 1速の変速比が高く設定されていて、高トルクと相まって1速の範囲が広いです。 すぐに2速にチェンジアップしても、1速でひっぱてバーチカルツインの鼓動を存分に味わってもスムーズに走行できます。
低回転のアイドリングからトルクがあって、どんどんバイクが前え出る感じです。5000回転以上回して走ることはあまりないとは思いますが、 回そうと思えばストレスなくブゥォーンと回っていきます。

Copyright© 久田タカシ all rights reserved.

レッツゴーW800