2008 知的生命学会in内浦山県民の森

                    STC 闇の勢力の陰謀に散る?

夏の研究会で地球外生物との戦い方、モンゴリアンデスワームへの対処法などを学んだ我々だが、向学心溢れる庭見、川の申し出でがあり内浦山で知的生命学会が開かれることになった。

盛会が予想されたが研究員達に色々と謎の用件が重なり、参加者は俺、庭、伸、kimの4名のみとなってしまった、何やら前途多難な雲行きではないか・・・。


11/15
庭見は仕事のため夜から参加ということで集合場所の館山道の市原SAには3名が集合。kimは飲み過ぎで遅刻、1回は許すが次は死刑だぞ!!と思ったがどうもおかしい、普段なら遅れない奴なのだが・・・なにやら不穏な予感。

とにもかくにも集まったので下道に降りて大多喜方面へ、学会に備えて昼食など、内浦デビューのkimにはやはり是非とも麦トロ定食の洗礼をあたえねばなるまい、ということで養老渓谷の緑川へGO!!。

オードブルに驚くkim、壁に溶け込む伸、食後はいつも通り呆然とたたずむ・・・

今回は欧米式呼吸学会の方々はおらず平穏に食事、オバサンは相変わらず色々な教えを伝授してくださった。そしていつも通り食い過ぎで脳までやられて出発。

しかし、緑川といい房総に来るとどうもここのところワンパターンなりがちでいかん。てなわけで魔が差していつもと違う道を通ってみた。ところがこれがとんでもない細い道、所々トラップとしか思えないような難所が立ちふさがり大変危険である。しかしここでトラップでやられては人類の前途が掛かった学会が潰れてしまうので慎重に走行、這々の体で安房小湊に到着しやっと開けた道に出て一安心。

さて、今宵の食料を求めていつものイズマートへ!と思ったら・・・無い、イズマートが無い!!。何者かの手によってイズマートは忽然と姿を消して更地になっているではないか!!。学会の開催を恐れた何者かが妨害工作を行っているのではないかという疑惑はこれで確信となった。犠牲となって消え失せたイズマート前で呆然としたがめげてはいられない、体勢を立て直した我々は即座に新たなスーパーを発見。無事買い出しを済ませて内浦山へ。

めげずに食料ゲット!!懐かしの第2キャンプ場に設営

オートサイトとワイルドな第2キャンプ場とどちらの会場が安全であるか迷ったが、どうやらオートサイトには一組先客がいるらしい。普通なら快適なオートサイトに行くところだが、先客という奴は学会阻止のために送り込まれた暗殺要員に違いないのである。なかなか考えた作戦だがそんな手に易々と掛かる我々では無いのである。聡明な我らは快適なオートサイトをとりやめて第2キャンプ場に会場を設営、防御陣地を構築したのだった、誠に正しい選択といわざるを得ない。

が、ホッとしたのもつかの間今度は雨が降ってきやがった!!暗殺に失敗すると今度は気象兵器を使った妨害工作とは・・・なんとも卑劣な作戦である。

まぁ、第2キャンプ場には最強兵器と考えられている「木の棒」が幾らでもあり直接攻撃はできないのでこのような姑息な手に出たのであろうが我々がその程度のことに屈するわけはない。小川キャンパルの誇るツーリングテントの王者ステイシーの前面フラップを開き、前室を会場として飲み会、いや、学会の幕は切って落とされたのであった。狭いながらも快適な会場で学術論議を交わしてると庭も登場、しかし彼もまた気象兵器による妨害工作にあったため大事をとって車で出撃だ。

鉄壁の要塞で安心して研究は進み、夜の宴も盛り上がるのである、大五郎先生も瞬殺の勢い、庭の差し入れの美味しい日本酒などを飲みつつそろそろ鍋でも、と思った矢先、伸が鍋に激突!!中身は地面に落ちて全滅の憂き目に・・・本来なら一瞬にして死刑判決が降りる行為ではあるがどうもこれは・・・兵糧攻めとコチラの勢力を削ぐという姑息な目的で闇の勢力が伸に精神波攻撃を仕掛けて鍋を倒したと見るのが妥当であろう、ということで伸は罪を減じ、罵倒されるだけで事なきを得たのであった。

左、中:狭いながらも楽しいわが家、4人までなら宴会も!周りがオッサンでなければ天国であろう
右:テーブルの下に落ちているゲ○のようなのが無惨な鍋の中身、つーか一口も食ってねぇよ・・・。

と、その時、今度はkimが精神波攻撃を受け失神寸前に、俺様のテントで寝ようとしやがる。二人用テントでオッサンと寝るなんてどんなテロより怖ろしい最悪の事態である。デコピン百連発でkimを正気づかせ即刻自分のテントに隔離、危機一髪であった、恐るべし闇の組織・・・。

伸も徘徊の後討ち死にしたのでその後は庭と研究談義を重ね1時過ぎに就寝。

実にデンジャラスな1日ではあったが無事生き残ることが出来た、討ち死にした連中とちがって普段から善行を積んでいるお陰であろう。コレに懲りて連中も性根を入れ替えて真人間になって欲しいモノである。


11/16

朝起きて見ると雨も上がっており一安心、やれやれと撤収前にのんびりしているとイキナリドバっと雨、何という事だ!!・・・やむを得ず要塞に避難したがこの奇襲にはかなりヤラレタらしく気分は萎え萎えである。が、しかし、腹が減っていては気力も出ないので朝食・・・と、今朝は鍋の残りにモチを入れて雑煮になるはずだったのに鍋が壊滅だったことを思い出す、やむを得ず醤油をつけただけの餅を悲しい気分で食う。空腹は癒やされたものの心に負ったダメージは計り知れない。しばらくすると雨は止んだものの装備はドロドロ、泥と敗北感にまみれながらノロノロと撤収作業。しかし片付け終わっても帰ってからの後始末を考え更に憂鬱に・・・。

バイクに荷物を積み気力をふるって最後の研究を実施、最後の課題は知的生命ではないが犬をも食い殺す巨大バッタについての研究だ。すると資料写真に写っているバッタを倒した男達は手に木の棒を持っている事が判明、畑の真ん中なのに!!。やはり宇宙人やUMAに襲われて危なくなったときにはなぜか木の棒がそこら辺に落ちているものであり、それで戦えば必ずや勝利する事がこれで明白となった。

真理の発見に安堵し、談笑する一行、しかし、その一瞬の隙を奴らが見逃すはずも無い。昨日より季節はずれに暖かいと思っていたが、それは寒い時期に活動できないバンパイヤを放つためであったのだ。奴は装甲に身を固めたバイク組を避け、一人だけ軽装の庭に最後の反撃をしかけてきたのだった。

左:闘い済んで出発を待つ
右:棒の威力を確認し満足する庭美、しかしそこに魔の手が・・・

しかし奴にとっては不幸なことだが奇襲が成功する寸前に攻撃が露見、そうなれば昨日より学会で手の内を研究しつくした我々の前には歯が立つはずもない、あっというまにクリーチャーは袋だたき、敢えない最後を遂げた。

無論、そこで油断する我々ではない、すかさず索敵、第2の刺客が庭美にとりついているのを発見。即座に引きはがすと今度はひと思いに処分せず、正義にこれ以上刃向かうとどうなるかの見せしめのため高熱兵器で処刑したのだった、残酷なようだがこれ以上の無益な争いを避けるためには致し方のないことだ。正義は一日にしてならず、である。

さすがにそれ以上は特に何も起こらなかったのでゴミを捨てて帰路に、九死に一生を得た庭とはここでお別れ。

その後は海沿いをひた走り、大原でいつもの「晴海」に、サンマ天丼やミックスフライ丼などを食し、朝からのひもじさに終止符を打つ。
左:無事出発
中・右ひもじさはなくなったが胸焼けが…中年の悲哀だ…

空腹は去ったが今度は胸焼け、中年は辛い、もたれる腹をさすりつつ九十九里有料で東金へ。ここで2人と別れて八街を経由し富里ICから東関道をぶっ飛ばして帰宅。雨のキャンプはさすがに辛く家について風呂に入ったらドッと疲れが…次回からはせめて地面が芝の会場にしようと固く心に誓った。

とまぁ大変デンジャラスな学会ではあったがこのように無事終了した。と思っていたら後日、ヨメさんがテントを洗ってくれたのだが、その際フライシートの裏側から勾玉のようになったヴァンパイアの死体を発見したとのこと。そんなところまで忍び寄っていたとは…実に危ないところだった。

かくして正義は守られたのではあるが「予報は雨だったのを知ってたんだからケチらずバンガローに泊まっておけば何も問題なかったのでは?」などという疑念を持つ大馬鹿な奴というのは必ずいるモノである、言うまでもないことだがそういった道理の分からぬ愚かな輩は間違いなく地獄に堕ちるであろう。

今からでも遅くない、正しい学問を修めて更生するのがよかろう、初心者はムーあたりの入門的な学術書を読むのが…。





いやーそうは言っても一泊の場合、冬期でヤバい予報の時はバンガローにしようぜ、マジで。寒さはどうって事無いが撤収やら後片付けやらダル過ぎ。