便秘とは

便秘の予防

便秘とは、便の排泄が困難になっている状態のことで、腸の疾患や病変以外に、食生活や生活習慣、ストレスなどが主なも原因となって引き起こります。では、便秘にならないためにはどのようにすればいいでしょうか。・食物繊維を摂る〜1日に20gの食物繊維を摂ることを目標に、きのこ類、海藻類、根野菜、果物類など、食物繊維を多く含む食品を積極的に摂る。また、オリゴ糖やビフィズス菌の摂取もいい。・水分の摂取〜水分は大便を柔らかく保ち、通りをよくするので、十分摂ることが大事。ただし、カフェインやアルコールを含む飲料は、消化器の水分を減らす傾向があるため避ける。・規則正しい生活〜特に大切にしたいのが、朝食。空になったお腹に刺激を与えることで、腸の活動が開始され、便意をもよおすことになる。・適度な運動〜毎日20〜30分の歩行や軽い腹筋やストレッチなどを行う。・排便の時間を十分に取る〜便意を無視することは便秘につながる。・便秘薬の常用は避ける〜腸が薬の刺激に慣れてしまい、腹筋が弱まったり、多量に飲まないと効かなくなることもある。・ストレスをためない〜精神的ストレスが積もると自律神経の働きが乱れ便秘を起こしやすくなるため、ストレスは上手に発散する。以上のようなことに留意して、便秘にならないよう注意しましょう。また長く続く便秘や、便秘をしなかった人が、急に便秘になった場合などは早めに病院へ行き診てもらうようにしましょう。

便秘とは

便秘とは、便が大腸内に長時間にわたって滞留し、排便が順調に行われない状態をいいますが、排便の回数で便秘を定義づけることはできません。普通は健康な人で、1日に1回便が排泄されますが、中には2〜3日に1回の排便習慣の人もいます。この場合、毎日便通がなくても十分満足のいく排泄であるならば、便秘とはいえません。一方、毎日排便があってもその量が極めて少量な場合、便秘といえます。一般的には3〜4日以上便通がないものを便秘といいます。便秘の原因にはさまざまなことが考えられますが、多くは次のようなものがあります。・食物繊維が少ない食事(肉類など)に偏り過ぎたこと。・ダイエットなどによる無理な食事制限。・体内の水不足により便が硬く大きくなり、排泄されなくなる。・運動不足。・心配事や環境の変化などによる精神的な原因。・腸の一部が締め付けられ、細くなったり遮断されたりして便が動けなくなる。・腸そのものの病変。また、便秘の種類には以下のようなものが挙げられます。○急性便秘・一過性単純性便秘〜一時的な症状で食事を含む日常生活の変化や、ストレスが原因。・症候性便秘〜病気によって起こる。腫瘍や炎症、腸捻転、腸閉塞などの病気にかかっている疑いがあるので、早急な検査と治療が必要。○慢性便秘・習慣性便秘〜生活習慣が原因で、特に便意を起こすことになる朝食を抜く人に多い。・弛緩性便秘〜腹筋が弱い女性に多くみられる。・けいれん性便秘〜ストレスや疲労が原因でコロコロした硬くて丸い便が出る。・症候性便秘〜糖尿病や甲状腺の機能が低下する病気が原因。便秘には、女性の半数以上が悩まされているといわれますが、女性はなぜ男性より便秘が多いのでしょうか。まず、考えられるのは、ホルモンの分泌による違い。多くの女性は、月経の前や妊娠初期に、便秘になりやすい傾向があります。これは、妊娠初期や排卵後に、盛んに分泌される黄体ホルモン(プロジェステロン)が原因です。また、男性に比べ、腹筋が弱いことや人目を気にして、便意をもよおしてもがまんしてタイミングを失ってしまう、運動不足やダイエットなどで腸の働きが鈍ることなども原因として考えられます。便秘に悩んでいても、わざわざ病院に行くほどでもないと考えている人がほとんどでしょう。しかし、便秘が原因で、大腸ガンや大腸ポリープ、高血圧、痔などの病気を引き起こす場合もあります。たかが便秘とあなどらず、排便がない状態が長い場合や、これまで便秘をしなかった人が、急に便秘になった場合などは早めに病院へ行きましょう。

あがり症の対処法

あがり症とは、人前に出たときに緊張して、動悸、声や体の震え、冷や汗、赤面などの極度な症状が現れ、生活や行動面に支障をきたすことです。ひと口に「あがり症」といってもその程度はさまざま。ごく軽いものから対人恐怖症ともいえる重度なものまで個人差があります。では、あがり症を克服するためにはどうしたらいいのでしょうか。そのためには、まずなぜあがってしまうのかを考えてみる必要があります。原因として、「あがっていると思われたくない」「大勢の視線が怖い」「失敗してしまうのではないかと不安」などが挙げられるのではないでしょうか。つまるところ「他人からどう見られるのか気にする心」が原因なのです。しかしながら、自分が気にするほど、他人は自分のことを気にしていないもの。周りを気にせず自分に自信を持つことが、あがり症の克服につながります。そのためには、どうしたらいいかをいくつか挙げてみましょう。・聞き上手になる。・相手を思いやって話す。情熱を持って話す。・大勢の人の前で話すときは、話す前にリハーサルをする。・すべてに完璧な話を目指すのではなく、ココというところにだけ力を入れる。・緊張を解くためにゆっくり深呼吸(腹式呼吸で)をする。・体に思いっきり力を入れ、そして一気に力を抜く。・自分は話せるんだと思い込む。・人前で流暢に話している自分を繰り返しイメージする。・専門的な治療やセミナーを受講する。などが挙げられます。特に近年では、心の奥底に潜む不安を探ったり、それを解放してマイナスイメージをもっとポジティブなものに変えていくことができる「催眠療法」が注目されています。

あがり症とは

あがり症とは、人前に出ると、全くどうしていいのかわからなくなる症状をいいます。医学的には、交感神経緊張症の一時的現象で、横隔膜があがって心臓の動きを不規則にし、心拍を乱し、身体をこわばらせ、呼吸が小さくなること。一方、心理学的には、人間の持っている防衛本能が働くことりより「自分を大きく見せたい」「よく思われたい」という心が強く働くとき、あるいは「欠点を隠したいとき」に起こる現象と定義しています。あがり症の原因は、血液中のノルアドレナリン値が上昇することです。これは覚醒や興奮に関係している神経伝達物質で、脳のノルアドレナリン神経から分泌されます。ノルアドレナリンは、「他人にあがっていると思われたくない」「大勢の視線が怖い」「失敗してしまうのではないかと不安」などという緊張や不安を感じたときに分泌され交感神経を活性化、そして、交感神経が刺激されあがり症の症状が起こります。では、あがり症の症状にはどのようなものがあるのでしょうか。・名前を呼ばれても、すぐに席から立ち上がることができない・人前で、自分の考えを話せなくなってしまう。・人前で、手や足、膝などが震えてしまう。・人前で、声が震えたり吃ったりしてしまう。・電話で言葉に詰まってしまい、電話に出るのが恐くなってしまう。・人と話している時に、身体がこわばったり、表情が引きつってしまう。・思ってもいない言葉を発してしまったり、自然と早口になってしまう。・すぐに喉が乾く(唾を飲みこもうとするが飲みこめない)・話しているといつのまにか体の一部を触っている・心臓の音が気になるほど聞こえてくる。・笑う時に、顔が引きつって、自然に笑えない。・笑ってはいけないような場所で笑いたくなってしまう。・話をするとき相手の顔を直視できない。・何時も人から見られているようで、ぎこちなくなってしまう。・異性とか目上の人の前で、顔が赤くなってしまう。または青ざめてしまう。・人前で、汗を異常にかいてしまう。・涙が出てくる。以上のようなことなどが挙げられますが、あがり症は、必ずしも全員に同じ現象として現れるものではなく、一人ひとり違った現象として現れます。自分はあがり症なのではと心配する人が結構いますが、あがり症は一部の人の特殊な現象ではなく、人間すべてにあてはまる現象です。人間なら当たり前のことなのですから、あまり気にする必要はなく、どうすれば少しでも平常心で話ができるかを考えることが大切でしょう。