広島風お好み焼き

広島風お好み焼きの作り方

広島風お好み焼きの特徴は、やはりその作り方。広島風お好み焼きは関西のそれと比べると、作り方において、それなりの設備とテクニックが必要になります。広島風お好み焼きの作り方は、お店によって多少の違いはあるものの、基本的には以下のような手順となります。(1)小麦粉を同量以上の出し汁もしくは山芋が入った水で溶き、冷蔵庫で3時間以上寝かせて生地とする。(2)低めの温度の鉄板に生地を流し、おたまで丸く薄くクレープのように延ばして焼き始める。(3)キャベツの千切りを生地の上に山盛りにし、続いてモヤシと天カス、さらに豚肉(好みによってはイカ天・生イカ・カキなど)をのせ、ネギをふって、つなぎの生地をかけ、引っくり返す。(5)引っくり返したら、火を少し強めて、既に火が通っているクレープ状の生地で具を覆って、キャベツに火が通るまで蒸し焼きにする。(6)お好み焼き本体を蒸し焼きにしている間に、その横で麺を炒める。(7)炒めた麺の上にお好み焼き本体をのせてヘラで押さえつけ、麺に焦げ目が付くまで焼く。(8)本体の横に卵を割って、黄身を軽くつぶして広げる。その上に本体をそのままのせ、麺を卵でとじてから引っくり返す。卵は半熟がよい。(9)卵の側にソースを塗り、青海苔や削り節粉、いか粉をふって出来上がり。広島風お好み焼きは、食べておいしいだけでなく、作るのを見ているのも楽しいもの。広島を訪れる際は、ぜひ広島風お好み焼きをお試しください。

広島風お好み焼き

広島風お好み焼きは、関西風お好み焼きと並ぶ、数あるお好み焼きの中でも最もポピュラーなものです。広島風お好み焼きは、原爆で焦土と化した広島市で、ある市民が焼け跡にあった鉄板を使って始めたものと言われており、お好み焼き店の経営者も、戦争や原爆によって夫を亡くした女性たちが多かったようです。ちなみに現在の「広島風お好み焼き」のスタイルが確立されたのは、昭和30年ごろのことです。広島風お好み焼きは、関西風お好み焼きとは大分作り方が違います。広島風お好み焼きの特徴としては、・生地と具は混ぜないで焼く。・使うキャベツは千切り。・焼きそばや焼きうどんと合体させて焼き上げる。・箸ではなくヘラで食べる。広島風お好み焼きは、関西風とは違って、家庭料理としては、それほど浸透していません。それは広島風お好み焼きの作り方自体が、広い鉄板のスペースを必要とするものであり、それなりの設備や火力がないと作れないことが大きな要因です。よって、広島風お好み焼きは、通常は専門店で食べたり買ったりするお好み焼きと言えます。

関西風お好み焼きの作り方

関西風お好み焼きは、お店によって多少バリエーションはあるものの、基本的には以下のような材料・手順で作られます。(1)まず小麦粉を同量の水または出汁(昆布やカツオ)で溶き、8時間ほど寝かせる。(2)卵とすった山芋を(1)に適量加え、生地とする。(3)生地にキャベツ(1cm幅に切ったもの)を少しあふれるくらい混ぜる。(4)油を引いてよく熱した鉄板の上に、(3)を厚さ約2.5cm程度(あまり薄く広げない)に広げて焼き始める。(5)焼き始めたら、生地の上に好みの具(豚肉・イカ・ネギ・カキ・エビなど)をのせる。(6)裏面が焼けたら、専用のヘラで引っくり返して表面も焼く。(7)表面もこんがり焼けたら、火を弱めて表面にたっぷりソースを塗り、鰹節と青海苔をふりかける。(8)ヘラで縦横に切って、好みでマヨネーズなどをかけて、関西風お好み焼きの完成!関西風お好み焼きの店では、多くの場合、焼くのはお店の人がします。関西風お好み焼きは、生地や具だけでなく焼き方で味が決まるためです。

関西風お好み焼き

関西風お好み焼きは、広島風と並んで、お好み焼きの中でも最もよく知られているスタイルです。関西風お好み焼きの主な特徴としては、・小麦粉を主とする生地に1cm幅に切ったキャベツや卵、山芋を混ぜてから焼き始める。・生地を鉄板に流した後、上に豚肉やイカなどの具をのせる。といったところでしょうか。関西風お好み焼きは、家庭料理としても普及しており、各人のお好み焼きを作る腕もなかなかのもののようです。当然関西人は、各人がそれなりにお好み焼きに対するこだわりを持っており、関西風お好み焼きは、関西人にとっては「ソウルフード」と言っても過言ではないでしょう。ただし関西風お好み焼きを家庭で作る場合は、調理器具や材料、火力、作り方などの問題で、お店の味を再現することはなかなか難しいのが現状です。実際、東京では客に焼かせる店も多い中、関西では客に焼かせる店は少ないようです。本当に美味しい関西風お好み焼きが食べたかったら、やはり専門店に行くのが得策のようですね。