7.マウントステーの3本のボルトを緩めます。下側2本の取り外しは容易ですが、上側の1本は緩めるのが少し大変です。     ボルトを取り外すとステーが動くようになります。


  Vベルトの交換
ベクトラのVベルトはマウントステーを潜っている構造なので、交換は大変難しいという噂です。今回は交換にチャレンジし 攻略法を探ってみる事にしました。

始めに、マウントステーを固定するボルト(16mmレンチ)のうち上部の1本は取り外しが難しく、ロングストレートメガネという工具が必要になります。今回はその工具が無かったため、持ち合わせていた工具を組み合わせて取り外しました。

 

作製した工具、ソケットとメガネレンチを繋ぐパーツは100円ショップで購入したソケットをスパナやメガネレンチで回せる   継ぎ手です。メガネレンチを通常とは逆にかけて狭い空間でも使用できるようにしました。                     本来はロングストレートメガネレンチを使用します。

1. 車を平らなところに停車し、車輪止めをしてジャッキアップしスタンドをかけます。

2.車下側から右車輪側のカバーを外します(8mm)

3.エアダクトを外し、エアークリーナーボックスを取り外します

4.エンジンのトルクロッドを外します(タイミングベルトカバー横に付いている金属製のパーツ)

5.Vベルトテンショナーに15mmのレンチをかけて時計回りに回しテンションを緩めてベルトを外します。

10.テンショナープーリーを外して大きく動くようになったマウントステーです。隙間から古いベルトを取り外し、それから新しい  ベルトを捻れが無いように通します。テンショナーの部分などの折り返しを見ると難しいように錯覚が起きますが、マウントステーにベルトを潜らせれば良いだけなので、混乱した場合、一休みすると能率が上がります。

11.ベルトを潜らせたら、マウントとマウントステーを元の位置に戻す前にテンショナープーリーを仮止めし、ベルトを添えておき ます。

12.マウントとマウントステーを取り付けてボルトを締め付けます(ねじ山とステーの穴がなるべく中心になるように)。テンショナープーリーも締めます。次に最初にマーキングした位置にマウントを合わせて着座させます。位置を合わせながらゆっくりとジャッキを降ろしてメンバと接触させます。エンジンマウントとメンバを固定するナットを締め付けます。

13.ベルトが各プーリーにきちんと乗っていることを確認し、テンショナープーリーにレンチをかけ、時計回りに捻りながらベルトをかけます。再度各部の、締め付けやベルトのかかりを確認します。

14.逆の順に組み立てて異常が無ければ完了です。

6. マウントのステーを外すと、エンジンが下がってしまうので作業前にエンジンをジャッキで支える必要があります。まず、エンジンマウントがメンバに固定されている着座部分のペンなどでマーキングします。次にメンバーに固定されているエンジンマウントの固定ナットを緩めます。パーツを損傷させないために大きめの木片やゴム板を間に挟み徐々にエンジンを持ち上げます。私の場合、オイルパンにジャッキを添えましたが、オイルパンを使用するとオイル漏れを誘発する事があるので、エアコンのコンプレッサーの取り付けステーなどの強度の強い部分を使用すると安心です。持ち上げ具合はゆっくりと様子を見ながら持ち上げて加重で縮んでいるエンジンマウントのゴムが伸びきってメンバーから少し浮く位置にします。

   

8.6のメンバー固定ボルトの位置関係です。下から覗くとエンジンマウント固定ナットがあります。

16mmのディープソケットまたはプラグレンチでも代用できそうです。

9.ステーが動くようになってポイントになるのが、テンショナープーリーを取り外す事です。15mmのレンチで取り外し可能です。 テンショナーを交換する場合はこの時に作業します。作業の邪魔になる場合はクランクプーリーと、テンショナー本体も取り外します。

       

         マウントステーを潜ったベルト                        取り付け後の新しいベルト

     

        3年50000km使用のベルト…                  内部の樹脂(糸)は強いようですが、走行面は剥離しています

                        

                                   下手ですみません…簡略図です