タイミングベルトの交換

           

     ベクトラのタイミングべルト(周辺部品により)は切れやすいことで有名です。個人的な経験ではOEM品の場合、安全を考えて

    約5万キロごとに行ったほうが良いそうです。メーカーの推奨距離は4年6万キロだったと記憶しております。

    また、距離を乗らない場合も規定の年数で交換をお勧めします。

    ベルト自体の材質や劣化もありますが、主にテンショナーのベアリングのロックや破損、ウォーターポンプの軸受けのガタによる

    ロックが原因だそうです。ベルトが切れてしまったり、コマずれによりタイミングが狂うと、燃焼室のピストンとバルブが干渉して

    シリンダーヘッドが破損してしまいます。、その結果、復旧には高額な出費になってしまいます。 また安全上からも定期点検

    交換が大切だと感じます。

  

    タイミングベルトの交換は私の場合1時間半ほどで交換できました。(工具の用意や慣れが必要です)

    取り外しは特に難しい場所はありませんが、タイミング合わせ、テンションのチェックなど要所要所でポイントがありますので、

    事前に良く検討されて自己責任で作業なさってください(^o^)

 

    用意する物の例…タイミングベルト、アイドルローラー2個、テンショナー、ウォーターポンプ、クーラント

    ベルトだけを交換するのではなく、周辺部品も必ず交換してください。

 

    記憶からですが工具で特殊な物は…16mmのソケット(テンションロッドを外す時)としっかりとした6mmの六角レンチ

    (ウォーターポンプのボルト外しとテンショナー用)です。あとは通常の8mm〜20mm付近の工具があれば間に合いました。

    トルクスレンチ

    ※あると便利な物はタイミングベルト交換用のカムプーリーを固定する工具です。これがあるとプーリーが作業中に

     回ることなく楽に作業ができます。

 

 作業の流れを簡単に説明します 役立つと思われる図面は下部にあります    

    

                 

 1.車を平らな場所に止める 交換時はエンジンをかけて温めないでください

 2.右側をジャッキアップして安全のためウマをかけて、タイヤを外す

 3.タイヤハウスの作業口のカバーを外す

 4.エアクリーナー関係を外す                                     便利なカムプーリー固定ツール  注…X20用

 5.Vベルトのテンショナーを緩めてプーリーからベルトを降ろす、クランクプーリーを外す

 6.エンジントルクロッドを外す

 7.タイミングベルトカバーを外す(樹脂ワッシャーの落下に注意)

 8.ベルトを外す前にクランクプーリーを回し、クランクの合いマークと切り抜き、カムシャフトプーリーのIN EXのマークを合わせる

  (クランクはエンジンの回転方向に回し決して逆転させないこと)

 9.テンショナーの固定ボルトを緩め、六角レンチでテンション調整部分を移動して、ベルトを外す

 10.プーリー2個のボルトを緩め外す。ウォーターポンプの3本の固定ボルトを外してポンプを外す(錆がひどいと固着していて苦労する場合が

   あります。破損しない程度にハンマーで衝撃を与えます。外れると冷却水が流れ出します)

 11.ポンプを取り付ける(0リングを忘れずに)、アイドルプーリーを排気側だけ取り付け、テンショナーを一番緩い調整で仮止めします。

 12.クランク、EX(排気) IN(吸気)の順にマークを合わせながらベルトをセットして最後に、まだ取り付けていなかったIN(吸気側)のアイドル

   プーリーをベルトを合わせながらはめ込みます。この作業は少し力を必要とします。詳細は下の写真をご覧ください

 13.ベルトをかけたら仮止めしておいたテンショナーの調整部分を6角レンチで動かし、テンションを調節をする(ニューベルトの位置)

   テンションはブラケットのメーターが上昇して表示されます。個人的にはニューベルトの位置だとベルトの初期伸びに対応しきれずに

   ベルトが緩みすぎてしまうことがありましたので、ニューベルトの位置より3mmほどオーバーして張るようにしていますが、これは

   あくまでも自己流ですのでご自身でご判断ください。

 14.手回しでクランクを2回転回し、各合わせマークの位置が合っているか。テンショナーの張り具合を表わすメーターの位置が合っている

   か慎重に確認する。

 15.問題なければ逆の順に組み立てて完了

 16.クーラントの注入をする

 できましたら、ベルトの初期伸びが終わり落ち着く頃(1000〜4000km走行)、ベルトの張り具合を再点検することをお勧めします。

 NEWベルトの位置に調節してもベルトによっては初期の伸びが多くテンショナーが補正に対応できず、テンションがが不足する事が

 あります。特に冷えているときに金属が擦れような音がしたり、タペット音が出る、エンジンが落ち着かない等の時は念のため点検を

 してください。欧州車のタイミングベルトは暖まると縮む性質があるそうですので、テンションの調整は冷えているときに行なってください。

 

       

        

        

                 カムシャフトの合いマーク                     クランクの合いマーク(写真代用)

          

       

       

       

                                 パーツ付属の調整例の解説です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                

 

 

 

 

 

 

 

         ベルトをかける時の順番です                        

         


 

 

 

 

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