今回用意したシリンダーヘッドです。これから各部分の洗浄、測定を行ないます。

ヘッドを外す作業に入ります。カムシャフトプーリーを外し、カムシャフトを外します。T55のトルクスと60センチのスピンナーハンドルでヘッドの固定ボルト10本を外側から緩めていきます。ボルトはバキッ!という音を立てて全て緩めることができて一安心です。ごめんなさい…写真を撮り忘れていたので工具は増し締めで登場します。


シリンダーヘッドの交換

 今回はエンジン本体のメンテナンスです。以前から気になっていたオイル下がり(対義語…オイル上がり)の症状がますます酷くなったので、シリンダーヘッドの交換を行ないました。本来はヘッドを降ろしオーバーホール(クリーニング、シール類交換、バルブ擦り合わせ等)を行なうのですが、あまりにも状態が悪いので、今回は程度の良い中古ヘッドを用意しました。あくまでも素人仕事と同時にポイントは記載しておりませんのであくまでも参考程度になさってください。

症状:オイル下がり…シリンダーヘッド部分(バルブステムシールの劣化)からエンジンオイルが燃焼室に入り込んで燃えることでマフラーから白煙が出る(※寒い時期に見られる水蒸気とは別でエンジンオイルが燃えた煙です)

サンエスの洗浄剤やパーツクリーナーを駆使して洗浄を行い、綺麗になりました。ヘッドの面も平面度を損なわない程度にオイルストーンなどを使って研磨しました(本来は内燃機屋さんに依頼するか平面が保障された板を使って研磨します)さて、気になるヘッドの平面度をストレートエッジとシクネスゲージを使って測定します。ヘッド面にストレートエッジを当てゲージが入った場合は歪みが発生していることになります。このエンジンの許容範囲は0.05mmまでで0.02mm程度の歪みでしたのでクリアしました。

                 

 

いよいよ作業に入ります!排気管、インテークマニホールド、インジェクション、スロットルバルブ、ハーネス、Vベルト、タイミングベルト周辺(マークを合わせてからベルトを外し、バルブと干渉しないように上死点からピストンを下げておく)、冷却水ホース、その他の補機類をすべて外していきます。ここまで分解するのに1時間45分ほどかかりました。

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