LITTLEWHEEL modelcar museum

1/43愛好者養成講座

レジン・キットの作り方 上級篇 その5

インテリアの組み込み、上下合体、完成へ

インテリア・ベース部はボディと同じレジンで、シートのみホワイトメタル。

インテリアは本来はボディ側に接着する設計ですが、そうすると後々分解する必要が出た時に、インテリアを外しにくい。

そこで、シャシー板をかぶせてインテリアとシャシーを接着。後輪の軸受けはインテリアベースの裏側にあるので、後輪も先に取り付けておきます。

エポキシ接着剤だと固まるまでに時間があるので…以下次のコマへ。

フロントはボディ側に軸受けがあるので、前後別々にタイヤ/ホイールを取り付ける訳ですが…

この時、エポキシ接着剤が乾き切らない状態で、上の状態のシャシーと合体させてネジ止め。

平らな板の上に置いて、きちんと4点接地しつつ、4つのタイヤの位置がホイールアーチに対してズレないように、同時に調整します。

ここまで一気にやる必要があるので、15分型など、ゆっくり固まるタイプのエポキシを使いましょう。

無事に上下合体したら、後は外装の小物の取り付け。

ワイパー、エンジンフードのリリースフック、革ベルト、虫よけスクリーンにインテーク・カバー。全部透明エポキシで接着。

革ベルトは全体をブラウンに塗っておいて、バックルの部分のみ塗装をデザインナイフの刃先で突ついて、剥がしてやります。

ゼッケンの数字の真ん中にあるカバーには、ロックナットを表現する洋白線を埋め込みました。数少ないディティールアップ・ポイント。

リア周りの小物取り付け。ゼッケン灯、フューエル・キャップ、リアフードのリリースフック。全てキットのパーツ。

テールライト、テールパイプ、遮熱板、アンダースポイラー(?)。

テールパイプは先端が赤く塗られています。

サイドマーカーはもともとオレンジ色の樹脂が盛ってありましたが、色がかなり薄かったので、クリアオレンジで塗り直しました。

 というわけで完成です。キレイに出来上がってみると、ちょっとビミョーなプロポーションなど、全く気になりません。1/43スケールとは本来そういう物で、全体でその車のエッセンスを表現出来ていれば、小さな解釈の相違なんて案外気にならないモノなのです。

 BBRのキットは独特の清潔感あるディティール表現や、モデルカーとしての説得力に満ちた造型が何よりの魅力。ウィンドウの取り付けさえマスター出来れば、とても作りやすいキットと言えます。この手のキットをさしたる苦労もせずに作れるようになれば、1/43レジン・キット・モデラーとしてはもうエキスパート級と言っても良いでしょう。


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