ごあいさつ

 有田川河口の風光明媚なこの地に生まれ育ちました私は、かねてより地元での開業を考えておりました。耐久高校を卒業して以来、地元を離れた私にとって、故郷に健康福祉の面で恩返しをするためでもあります。
 この度、長年(平成6年8月〜平成19年8月)勤務をした玉井整形外科内科病院を退職し、当地の有田で開業することになりました。
 私は平成3年医師国家試験合格後、近畿大学医学部附属病院救命救急センターで2年間の臨床研修を受け、和歌山県立医科大学第二内科に入局。その後関連病院である玉井整形外科内科病院に出向しました。
 この病院では消化器はもちろん循環器、呼吸器、糖尿病などの代謝内分泌、血液透析の管理、人工呼吸器の管理、神経内科など多岐にわたり日々の診療にあたって参りました。玉井整形外科内科病院に在職中の平成6年〜平成19年までに行った上部消化管内視鏡検査の件数は約2,000例、下部消化管内視鏡検査の件数は370例。超音波検査では4,000例。このうち腹部エコーの件数:2,400例、 心エコー: 1,400例、 表在エコー: 280例です。
 平成6年〜平成14年7月までの期間に大阪府和泉市にあるアルコール依存症の治療で定評のある新生会病院で内科の嘱託医として毎週火曜日に内科的な側面からアルコール依存症の治療にあたってきました。
 平成14年8月からはりんくうタウンにある済生会泉南医療福祉センターで毎週火曜日に地域の企業従事者、公務員、地域住民を対象とした検診業務に携わってきました。主な検診内容は聴診器を使った診察、心電図の診断、胸部レントゲンの読影、胃透視(胃バリウム検査)の読影などでした。このうち胸部レントゲン検査の読影は年間約1000例以上で、5年間で5000例以上。胃透視の読影検査は年間約500例以上で、この5年間で2,500例以上を担当しました。
 研究面では、第二内科学教室で胃を中心とするピロリ菌、胆汁酸などを対象とした消化管の基礎研究を行い、平成14年6月に和歌山医大にて学位を取得しました。
 今後はこれまでの経験を充分に生かして、大腸癌、胃癌、肝臓癌などの癌の早期発見をし、満足頂ける診療をめざして、家庭医として地域の皆様の健康のために力を尽くす所存でございます。特に診療に際しては納得のいく説明を行い、インフォームドコンセント(説明と同意)に基づく治療に取り組んで参ります。その他、当院まで通院不可能な方への往診もご相談に応じます。
 なお、当院で対応できない疾患については適切な治療が受けられる医療機関(大学病院、和歌山赤十字病院など)の連携も整っております。
 以上、皆様に納得いただける地域医療を提供するとともに、待ち時間の少ない、対応の丁寧な診療所にすべく、職員一同精励してまいりたいと思います。


             
 萬谷医院      
萬谷 美彦