
マークX(MARK X、〜エックス)は、トヨタ自動車が生産する中型の高級自動車。マークIIの後継車種として2004年11月9日に発売を開始した。
マークX概要
クラウンとカムリの中間に位置する。対抗車種は日産・スカイライン、日産・ティアナ、ホンダ・インスパイアなど。
共通のプラットフォームを使う12代目(S180系)クラウンと同様にエンジンがマークII時代に搭載されていた直6・2L、同2.5Lからクラウンにも搭載されている、直噴のV6・2.5L、同3LのGRエンジンに交換された。トランスミッションは全グレードマニュアルモード付きの6速AT(四輪駆動車は5速AT)となり、18インチアルミホイールを履くグレードが用意されるが、MT装備のターボスポーツセダン、iR-V(TOURER V)は消滅した。形式記号は、マークIIから引き続き、X120系から始まる。
製造は金ケ崎町(岩手県胆沢郡)にある関東自動車工業・岩手工場およびトヨタ自動車・元町工場で製造している。
取り扱い販売店はマークIIから引き続いてトヨペット店(東京地区では東京トヨタでも取り扱い)。
また、2005年10月24日から中華人民共和国でも現地生産が開始され、レイツ(Reiz)の名称で販売されている。
2006年10月11日、マイナーチェンジが行われ、よりスポーティさが増した。
マークXの保険料と値引き
マークXの保険料を安くする方法や自動車の購入・買い替え時に保険料を見直すことの重要性ほか購入時の注意点など。
マークX 車名の由来
トヨタによると、英語で「目標」「名声」を意味する「MARK」に、「未知数」を意味する「X」を組み合わせ、未知なる可能性に挑む思いを込めたものだという。しかし別の説では、初代マークIIから数えて10代目のモデルの意味を持ち、マークXの「X」は、ローマ数字の「X」(ten、テン)の意も含まれていると言われているが、トヨタからの直接の言及は無い。本来、「マークエックス」ではなく「マークテン」として発売するつもりであったと報じるマスコミもある。
マークII (MARK II)は、トヨタ自動車が生産していたミドルアッパーセダンクラスを担う乗用車。1996年発売の8代目(X100系)まではチェイサー/クレスタと共に姉妹車。
1968年の発売当初は「トヨペット・コロナマークII」と呼ばれ、コロナの第2世代という意味合いで、クラウンとコロナの間に位置づけられた。
日産自動車のローレル、スカイラインが、マークIIをはじめとするチェイサー、クレスタのライバル車種として位置付けられていた。
日産のローレルやセフィーロ・スカイライン、ホンダ・アコード、三菱・ギャラン、マツダ・カペラ、スバル・レガシィ等所謂アッパーミドルクラスの高級乗用車である。 クラウンの1つ下に位置する。ちなみに姉妹車のクレスタ・チェイサーの2車種を合わせて、マークII3兄弟とも言われる。日本が誇る高級車の1台である。
トヨタの中古車価格と買取相場
トヨタの中古車を購入する際の選び方や価格動向と買取に出す場合に高く売るためのコツや買取相場など。
初代マークIIとなったクルマは、そもそもはコロナの次期モデルとして企画されていた。
1964年9月、コロナはモデルチェンジで3代目RT40(PT40)型へと移行する。車種体系の充実や、ファミリーカーとしての基本性能の高さが評判を呼び、トヨタ初のベストセラー車となっていた。
コロナの次期モデルの構想は、拡大していくモータリゼーションによる需要層の上級指向にあったという。また、クラウンとのギャップを埋めるモデルが必要だったことや、ユーザーの多様化によるラインナップの充実が求められていたことも背景にある。
そこで、次期モデルは車の寸法、車格の拡大が重点に置かれた。当時のデザイン部門のリーダーであった森本眞佐男の『トヨタのデザインとともに』によれば、自工、自販首脳部による次期コロナのスタイル審査において、次期コロナと比較のために並べた現コロナを前に『(当時の)神谷自販社長から『これは両方作ってくれ』という言葉がでた。青天の霹靂(へきれき)だった。(中略)デザイン部門では新しいモデルの仕上げと平行して、(現)コロナのフェイスリフトを急遽立案しなければならなくなった。』とのことである。これにより、コロナは従来タイプのマイナーチェンジに留め、当初次期コロナして開発されていたモデルをコロナマークIIとして世に出すことになった。
こうして1968年9月にコロナマークIIが発売され、従来のコロナはマイナーチェンジにとどまった。
「新型車カローラ登場によるカローラ―コロナ―クラウンラインアップ上のコロナの役割を変更する」という当初の開発意図は、ユーザーの要望を聞いている販売担当サイドの意見から最終的には「コロナとクラウンの間を埋める」という役割を担う新型車種となったのである。
販売戦略では「社長や部長のクラウンよりは下だけど、部下のカローラ、コロナよりは上の"課長さんのクルマ"」と位置づけされ、これが広告宣伝で使用されオーナーの自尊心をくすぐった。そもそも、コロナ マークIIという車名自体も上級車志向のコロナオーナーを意識しておりトータルな販売戦略が伺える。
ここに「カローラ―コロナ―マークII―クラウン」のラインナップが揃い、コロナは日産・ブルーバードを抜き、カローラがファミリーカーとしての地位を初代にして固めるなどの背景もあり、トヨタは当時の日本の状況を的確に見据えた「グレードアップ戦略」を強化していく。
マークIIは好販売を維持し続け、36年に渡り製造・販売されるロングセラーカーとなった。
ハイソカーブームに沸いた80年代半ばには、同社のソアラや、日産・シーマなど代表的な車種がシンボリックな存在だったが、実質的な販売台数では「白いマークII」がその中核であった。
90年代からのRVとその後ひきつづくミニバンブームが起こり、単なるブームではないと思われ始めた世紀末以降もトヨタはセダンが自動車の中心であると謳い、マークIIをプロモーションしテコ入れしていたが、最終的には、セダンは後継車種のマークXにモデルチェンジ。車名をマークXへと切り替えることで新しい道を探り始めた。
現在、マークIIはマークIIブリットとしてステーションワゴンのみの販売となっている。
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