真っ青な日本海を堪能する快適シーサイドルート (R191益田〜下関 北長門コバルトライン、北浦街道)

益田(三里が浜)〜田万川〜須佐(ホルンフェルス大断層)〜奈古〜萩(菊が浜)三見〜三隅〜長門(青海島)〜川尻岬(本州最西北端)〜角島毘沙の鼻(本州最西端)〜吉見〜安岡〜下関市街
R191は広島県広島市と山口県下関市を日本海経由で結ぶ国道である。広島市から島根県益田市までは、中国山地のスキー場を結ぶ高原ルートで、益田市内の高津川を渡った辺りから海岸線に転じる。日本海には珍しく12kmにも及ぶ砂浜が広がる三里が浜からはじまり、国道の終点下関市に入るまで続くシーサイドルートは、その景色に飽きることがない。ひとくちに海岸線といっても、実にさまざまな表情を見せてくれる風光明媚なルートである。

「大自然の驚異」 ホルンフェルス大断層(須佐町)
<アクセス>
 R191よりR315へ入る交差点(JR山陰線須佐駅付近)に標識有り。さらに標識に従って県道305号須佐湾高山尾浦線へ進む。交差点より約5分。

<コメント>
 最も奥に進んだ辺りに、駐車場がある。そこから大断層までは歩いて10分程度。ドライブイン「つわぶきの館」の他、レストランなどもあり。
 

「維新の浜」 菊が浜(萩市)
<アクセス>
 R191より、萩城跡・指月公園方面へ。浜崎のフェリー乗り場付近から見た指月山の眺め。写真左手側が菊が浜。

<コメント>
 付近の駐車場にオートバイを止めて散策する。夏期には仮設更衣室やシャワーなども設置され、海水浴もできる。なお、菊が浜駐車場は夏期(7月、8月)のみ有料となるので注意。

「旧道沿いの海のある風景」 三見周辺(萩市)
<アクセス>
 JR山陰線玉江駅より、県道64号萩三隅線に入る。民家の軒先をしばらく走ると、ご覧のような景色が開けてくる。眺めはよいが、道幅が狭く曲がりくねっているので対向車に注意。三隅町まで至らずに、三見よりR191に合流することもできる。

<コメント>
 残念ながら遊泳禁止区域のため海水浴はできないが、天気の良い日には、まさにコバルトブルーの海が堪能できる。水際まで足を踏み入れることはできる。また、沖には、大島、相島、見島を望むことができる。萩沖のこれらの島は台形になっているのが特徴。
 

「海辺の原風景が広がる」 角島(豊北町)
<アクセス>
 R191より、島戸浦方面へ。長門方面からはコンビニのある交差点が目印。「ホテル西長門リゾート」の看板が立っている。

<コメント>
 昨年11月に開通した角島大橋は無料の橋としては日本一長い。フロリダのキーウエストを思わせるような海の中に延びる一本道は、本当に気持ちがよい。キャンプ場付近(5月現在工事中)から見ると、このような景色が広がっている。写真左端に角島灯台が見える。残念ながら橋の開通によって、ゴミの持ち込みなど、さまざまな問題が持ち上がっている。実際、開通直後に訪れた時と今回の取材時では随分雰囲気が変わってしまっていた。いつまでもこの島の自然を美しく保つために、キャンプなどの際もローインパクトを心がけたい。

「本州最西端 哀愁の岬」 毘沙の鼻(下関市)
<アクセス>
 R191吉見付近より、県道245永田郷室津川棚線に入り、吉母方面へ約5分。

<コメント>
 山口県には本州の端っこが2つある。一つは本州最西北端の川尻岬(油谷町)、もう一つが本州最西端のこの毘沙の鼻である。全国の最果ての岬は、ずいぶん観光地化されているが、県内のこの2つの岬は石碑や展望所がある程度で、非常にマイナーなスポットである。写真左上は最西端の石碑である。展望所の直下にあるゴミ処理施設内の最も奥の金網越しにひっそりと立っている。施設入り口にゲートがあるのでそこで一言申し出れば中に入ることができる。全国の最果ての地の華やかさと比べると、この違いにはかなりの悲哀を感じる。