トップ>けん引一種免許 取得記

けん引一種免許(けん引免許)は、総重量750kgを超える被けん引車をけん引するときに必要な免許である。

受験資格は、満18歳以上で、かつ現に普通一種・中型一種・大型一種・大型特殊・普通二種・中型二種・大型二種のうちいずれかの免許を持っていることが条件である。

けん引一種免許は、けん引一種免許のみの単独で使用することが出来ず、上記のいずれかの免許と組み合わせて使用するものである。しかし、現状では被けん引車の大きさから考えても、大型一種免許(つまり大型貨物自動車)と組合せて使用する場合が殆どであろう。
試験は、中型車ヘッドに被けん引車を装着した組合せの車体で行われることが決められており、中型車ヘッドの基本的な運転操作が出来ることが大前提になってくるため、普通一種や大型特殊一種以上の所持なら受験することが可能だが、実際問題では大型一種若しくは中型一種以上の運転免許を既に持っていることが望ましい。

けん引一種免許に取得時講習の規定はなく、合格後直ちに免許証が発行(併記)される。

●取得のきっかけ

大型二種免許を取り終え、免許取得は気分的に一段落していたが、やはりけん引免許は見取得のまま捨ててはおけない。大型特殊よりはけん引を持っていたほうがいいだろう。取得理由は安直にそんな感じである。

◆けん引一種免許 取得記◆(免許センター 一発試験)

2009年4月上旬:実車練習(京都府:京都府交通安全協会自動車練習場)

大型二種の実車練習に京都府安全協会自動車練習場へ練習に行ったついでではあるが、最初の1時間は大型二種の練習、そして次の1時間はけん引の練習を行った。
まだ、この時点では大型二種免許に合格していなかったこともあり、けん引車の練習は体験的なものと自分でも割り切っての練習だった。

しかし、相変わらず体験だろうが何だろうがここでは、駆け足で練習させてくれる。外周走行・交差点右左折・直線バックと50分を休み無く使い練習することが出来た。

けん引車を初めて運転した率直な感想といえば、「軽い」の一言である。加速するにも・曲がるにも・止まるにも、大型二種とは比較にならないくらい軽い。それゆえに直線バックでもちょっとした路面の凹凸を拾って被けん引車(トレーラー側)が方向を変えようと動き始める。それを早期に判断して押さえ込むためのステアリング操作が必要であった。ちょっとでも判断が遅れれば、振りの量が大きくなり、戻すためのステアリング操作量とそれに伴いヘッドの首振り量がとてつもなく大きくなってしまう始末であった。

2009年11月上旬:けん引一種免許 受験申請

毎回新規で免許を受けるときのことだが、朝8:30〜9:00までに津市の免許センターで申請する必要がある。
11月となり朝も寒くなってきたこの時期、数週間前から申請に出向くタイミングを見計らっていた。しかし、休みの日にそんなに早く起きる気にもならず、実のところ思い立って3週間くらいでやっと申請に出向いたのである。

ここからの手続きはいつもどおりだったが、深視力検査では、 ちょっと緊張してしまい、「そろったら押してください!」の試験官の説明の直後に指が動いてしまいボタン押下、真ん中の棒が一番手前にきていたらしく、これはノーカウント。その後結局3回目までの個々の深視力検査の値は、今まででも最大の数字の2.0cmに限りなく近いものだった。
個人的感想だが、起床後何時間の深視力検査は少し苦手かもしれない。どちらかというと目がかすんで仕方がないのだ。。次回からは、目薬持参でいってみようか。

その後はご丁寧に担当の試験官による技能試験の受験方法の説明と初回受験日の予約を取って申請当日は帰宅することになった。ほとんど説明をしてもくれないという、他都道府県の試験場の話なども聞くが、懇切丁寧に事前説明してくれる三重県は改めてとても丁寧だと思うものだ。

今回は、案の定申請当日の試験に空きがなく、後日試験となったので予約して帰途につくことになった。

2009年11月中旬:実車練習(奈良県:加美自動車教習所)

その後大型二種も無事取得することができて、新規の運転免許取得から暫くの間遠ざかっていが、けん引を取ろうといつものごとく思い出して1回目の受験前ということで、再度実車での練習をし用と思い立った。今回の練習場所は奈良県の加美自動車教習所である。

なぜに、三重の試験車両と練習車両が同型であり、前回練習した京都府安全協会自動車練習場ではなく、ここなのかといえば、1時間あたりの実車練習代金が京都の3分の2程度と比較すれば安価であったことに尽きる。
ぶっちゃけ、けん引の後退の取り回しを学べればいいということなので、このさい練習車両がとてつもなく旧年式だったのは目をつむっておこう。なにせ練習代が安いのだから仕方なかろう。

練習では、改めて一通り走らせたかったので外周走行や直線バックから始めたのだがそれもつかの間。直ぐに方向変換の練習となった。京都の練習場どころではない速さで練習が進みそうだ。。

まずは左バックでの方向変換。まずは方向変換のポケットを車体左に見て一旦通り過ぎ、指導員の指示通りの場所に停止した後、いわれるがままにステアリングを2分の1回転したうえで後退開始する。トレーラー車長が短い(ホイルベースはもっと短い)ので、直ぐにトレーラーが折れ始める。ここでステアリングを中立(直進)位置に戻せ!と指導員が言うので、戻して中立のまま後退するが、さらにトレーラーの折れ角は大きくなっいく。やっとここの段階でステアリングを中立から左へ4分の3回転程度ステアして伸ばしを行えというのだ。
左バックの場合では、トレーラーの左側後輪が運転席後部窓から見えるか見えないかになった角度を調節&維持してそのまま後退していくが、その最中においてもトレーラーが微妙に折れ増してしまう場合や伸びてしまう場合は、ステアを調整しながら後退していく。

2009年11月下旬:技能試験1回目(試験課題:Aコース)

さて試験1回目の受験日である。けん引の技能試験を受験するのは初めてなので、試験車に乗るのも当然の如く今回が初めてである。たぶん、上で述べた奈良のけん引練習車よりは、全然まともに走りそうなくらい綺麗な見栄えである。これはフロントガラスの綺麗さを見てもらえばおわかりだろう。

しかし、今までけん引の車両をはた目から見てきたが、この試験車、けっこうな具合で加速時に白煙をまき散らしながら外周を加速走行している。

けん引の試験は場内課題のみで路上試験がないため、ナンバーは付いていない。と言うことは、もちろん車検を受けていないと言うことである。まあ実際問題として、試験車自体は安全協会からの借り物になるので、整備は完璧に完璧を重ねるくらいしてあるのだろうと思うが、場内試験といえばフルスロットル・減速・半クラ・フルステアなど、これらのどれかを常に行っているようなものなので、車体にそれなりの癖的なものが付いていそうな気がしないでもない。

さて試験の話に戻るが、今回は先に方向変換を行うコースだった。事前練習をしてきたので、方向変換の理屈とステアリング操作はかろうじて理解しているつもりだ。

今回の方向変換では、後退開始直前の停止位置を奧に設定しすぎて停止してしまい、そこからヘッドの癖付けを開始したのでトレーラー左後輪が縁石すみきりよりも早くに癖が付き、縁石に直行するタイヤのライン取り格好になってしまった。この失敗イメージとして2D自動車シュミレーターの画像をお借りした。
実際問題として今回受験1回目のため、試験場のコース感覚およびポケットなど各課題と取り付け道路の位置関係が、まだまだ曖昧だったのだ。要するに後退して癖付けするタイミングの速過ぎ・トレーラーの折れすぎ(折りすぎ)の状態である。このままの後退を続けたとしても、ヘッドを大きく左右に振る必要があり課題内でのコース幅員関係上、それは不可能であった。
そこで、ここは一旦前進しやり直す。2回目の後退では、先ほどよりもポケットに近くなった位置から癖付けを始め、練習で教わったとおりにトレーラーの動きを確認しつつ調整して押し込んだら、ポケット右寄りになったものの、なんとか収まり試験官に完了報告が出来た。

しかし、次の問題。この位置から右方向へ脱出するのだがポケットに右寄りで収まったため、右側に内輪差余裕の少なくなった位置からでは、確実にトレーラー右後輪が右縁石に接輪するコース取りしかできない間隔だった。それを打開すべく、安全確認後に右にウインカーを出した上で、半クラッチで超微速発進。同時に一気に左にフルステアして一旦ヘッドを左に振る。そこからヘッドを可能な限り大回りコースで右回りさせるべく、ヘッドの左前輪が前方側縁石をギリギリ通過する位置で通過させる。問題の右後輪といえば、ミラーで確認しながらだったが、5cmもないくらいの驚喜の間隔でなんとかクリアして方向変換を脱出した。

その後、課題通りにコースを走行しS字コースへ向かう。
S字へ左折進入する瞬間に思ったこと。サイドミラー下方にもヘッド前輪が全く写りこまないのだ。もちろん、サイドミラーをのぞき込んでも写らない。。。これは、けん引試験車ヘッドが中型のワイドボディー車であり、前輪の付いている位置が、車体ツライチではなく、側端より15cm程度奥まった位置に着いているからである。これによりミラー目視での認識が全く出来ないのだ。

S字入り口中心を過ぎて一気にフルステアしてはみたものの、トレーラーの左後輪は縁石に接輪気味。ここで一旦後退し、深く突っ込み直すかと一瞬考えたもの、まだ辛うじて余裕があるかないかなので、そのまま抜けてみようと前進する。
しかし、そこからが悲惨だ。ヘッドのタイヤを縁石まで寄せきれず、トレーラー後輪が縁石に完全接輪の状態で試験車が進む。怖がって前輪に余裕を作れば、トレーラー後輪が。逆にミラーでトレーラー後輪に間隔を作れば、ヘッド左前輪が縁石に接触するという始末。もうボコボコ言わせながらS字を脱出する始末となった。

いままで他免種の試験では、普通一種以外すべてミラーでタイヤが確認できたので、それを頼りに鋭角やクランク、そしてS字を通過してきたわけだ。今回けん引では、それが出来ず。実際問題として右前輪は危ないときには窓開けで直視したり、左前輪は試験官の尻の下にあるであろうと頭でイメージし、縁石に寄せていく。それのみでS字の右カーブを通過しなければならない。

その後、一応なりとも試験課題をすべて踏切までこなし、外周を50km/hの指示速度走行をして発着点へ帰ってくることが出来た。
今回は自分でも分かっている。不合格に決まっている。次回以降は、S字にもっと深く突っ込むことにしてみたい。

2009年12月上旬:技能試験2回目(試験課題:Bコース)

受験2回目になる本日の天気は快晴。最近は天気だけがよいのが救いである。

試験では、先に方向変換の課題がやってくるBコース。今回も方向変換は、全くと言っていいほど問題なく綺麗に収まった。後退を超低速・微修正で行ったことが功を奏した感じである。

試験課題は、今回もすべて回りきったもの、相変わらずS字へ左折する箇所である本線からの左折直角進入でトレーラー左後輪がズルズルと縁石に接触するという失態。
ウインカー点灯後、1m以内に車体を左路端に寄せて、運転席位置がS字入り口中心を過ぎた辺りで一気に左にフルステアしているつもりではあるものの、まだまだ寄せすぎなのか、それともステアリング切り始めるタイミングががまだ早いのか、今回も前回1回目の試験と全く同様にトレーラー左側後輪が、接輪のコース取りに。。

しかも今回は、前回よりも内容が芳しくなく、そのまま行けば確実に後輪が縁石乗り上げコースを描く始末。ステアを直進にして一旦後退し、再度ヘッドがS字縁石ギリギリを大回りになるコースで前進をかけて、なんとか左後輪をクリアさせ、S字を通過。S字コース内でもヘッド前輪と縁石の間隔を掴もうと必死で、何回かヘッド前輪が外側縁石と接輪している始末。。。前回より悪くなった気がしないでもない

その後は、残りの試験課題コースをフルに走行し発着場へ向かう。

試験後の試験官の総評においても、「S字。もっと深く突っ込んで一気に切らないと。。。」と前回と全く同じ内容の総評。「そこと一カ所の大回り以外は減点したところないから」と試験官。 なんか、もう少しで見込みありみたいなニュアンスの総評であった。

2010年1月上旬:技能試験3回目(試験課題:Aコース)

早くも試験は3回目である。過去2回の試験では方向変換は一応の形でも課題をクリアしているものの、S字コースが苦手なのは今回も同じくであった。
S字への左折時には、前回よりも気持ち深く突っ込んでステアリングをきったにも関わらず、まだまだヘッド部分の突っ込みが足らなかったようで、トレーラー左後輪が接輪。まったくもって前回同様の失態であった。
おまけに今回は軽い接輪どころか、後輪が縁石で確実に詰まってしまうほどのライン取りになってしまっている。そのため前進するのを止めて、安全確認したのちにステアリングを直進位置にしてある程度後退し、再度深く外側縁石に向けて、ヘッドを突っ込み、S字へ進入した。
いままでの試験で、毎度毎度数とS字で詰まりながら受験してきたおかげかどうか、やっとS字内でのヘッドの縁石への寄せ具合が少し理解できてきた感覚であった。

しかし、今回は今までにない箇所を指摘され不合格となったのである。

それは、右折時の車線変更。個人的に右折のときは車線(右折車線)のなかでも右へ寄っていなければならないと、頭で認識していた。そのおかげで、けん引の試験でも右へ目いっぱい寄ってから右折していたのだ。
けん引の試験車は、大型一種や大型二種などのほぼツライチ状態違って、タイヤ(この場合、特にトレーラー後輪)が車体から若干奥まった位置についている。そのため、トレーラーのタイヤをラインに寄せ切った状態では、上部の車体は対向車線上に出てしまっているというのだ。これは、いわゆる寄せすぎによる「逆送」であろう。

試験課題で「●●cm以下に寄せる」という課題があれば、いままでその確実性を上げるため、可能な限り●●をゼロに近づけて課題をこなしてきた。それは、30cmの課題を29cmなのか、それとも31cmなのかで取りこぼしたくない性(さが)というか、するならば完璧にこなしたいという考えからだ。

しかし、「●●cm以下に寄せる」という課題でも、●●cm以下に寄せたからといって加点されるものではないわけであり、ちょうどいい間隔の感覚をもう少し煮詰めていく必要があると思った試験3回目であった。

2010年1月下旬:技能試験4回目(試験課題:Bコース)

早くも試験は、4回目になる。今日の天気は晴れ、試験官は2回目の時と同じ試験官であった。
試験前のならし運転も何事もなく済ませ、本日の試験コースは「Bコース」。そう、方向変換よりも先にS字コースを通過する試験コースである。

過去3回の試験では、すべて本線からS字へ左折進入する時点で、トレーラーの左後輪の接輪などで、スムーズな進入に躓いている。そのため、今回は、左折進入のためのステアリングをぎりぎりまで粘り、運転席の位置がS字コースの中ほどを若干過ぎかけた位置で左へフルステアしてみた。念のために右ウインドウガラスを開け、右前輪が縁石に接輪しないか確認したが余裕がある。同時にミラーでトレーラー左後輪を確認するも、これもまあ余裕があった。左折進入成功である。

進入後は、ミラーと車体間隔で試験車を進めるが、前輪は大型二種などと違い、運転席直下。ヘッドがワイドボディに対し、トレッド幅は中型サイズなので、若干奥まった位置にタイヤがある。わかりやすく言えば、車体とツライチではなく、ツラウチ状態なのだ。そのせいか、サイドミラーを見ても、はっきり前輪は写らない。おまけにサイドミラー自体の上下幅っも小さく見にくさこの上ない。したがって大型二種で多用したような狭路内のミラー頼りでタイヤを寄せていく方法が物理的に困難で、ほとんど見えないミラーと感覚だよりのS字通過になった。

無事S字を通過できて、暫くすると方向変換。今回の方向変換では、後退前の最初に停車する位置について、車体左側を空けすぎたため後退中、折れをつけてから折れ戻すまでの間、「へ」の字に折れた状態のままヘッド後輪が右側縁石に接輪。本来浅い切り角・折れ角でで甲後退すれば、余裕は無いが収まるはずのところ、「後退可能距離と余裕少なし・折れ角多し」の状態では、もうお手上げである。折れすぎたヘッドと折れていかないトレーラの状態から抜けきれず、たぶん4回目の切り返しをするかしないかの時点で、試験官に発着場へ戻る旨を告げて、自ら試験中止に。。 けん引は、試験も簡単でないが、その状況をこのように文章に起こすのは、もっと難しいと思う4回目の試験であった。

2010年4月上旬:技能試験5回目(試験課題:Bコース)

ここではYou Tubeの動画をリンクとして紹介する(*デルタ自動車学校)

個人的な都合で前回の4回目の試験から、5回目の試験になる今回までおおよそ3ヶ月のブランクが開いてしまった。
そのため、運転感覚が戻るか若干の不安があったものとりあえず試験を受ける。

S字では進入後の右カーブで左にヘッドを寄せ切れていないせいか、トレーラー内側後輪と縁石の間隔がほんの僅かしかなく、あえなく僅かに接輪。

方向変換では、トレーラーの角度が浅く流れ気味だったため、試験官に切り返しを申告して一度目の切り返しを行う。いったんトラクタとトレーラーを一直線になる位置まで前進し再度後退を開始する。後退さなかでも折れと伸ばしを調節しながら、なんとかやっとのことで方向変換を完了。

トレーラー内側タイヤと縁石の内輪差に対する余裕を作るため、発進後すぐに目一杯の左フルステア、そして右ステアを行い進行した。しかし、前方へ出すぎたのだろう、右折脱出時にトラクタの左前輪が縁石にほんの僅かだが接輪した感触があり、落胆しつつそのまま運転を続ける。

その後のコース走行についても、運転ブランクがありつつ完走してきたが、今回は左折時の左寄せ不足とそれによるトレーラー左後輪の縁石離れによる減点超過で合格ならず。

過去に他の免種の試験で合格をもらった試験官だったが、この試験官は、厳格適正に採点を行う感じでとても運転に対して厳しく細かく感じた試験5回目であった。

2010年5月上旬:技能試験6回目(試験課題:Aコース)

今日のコースはAコース。けん引は場内コースのみの試験だが、その中でも先に「方向変換」を行うこの試験コース。。
この方向変換で躓いてしまったら、その先の課題のS字にも行くことが出来ずに強制お帰りになってしまう嫌いなほうの試験コースです。

案の定、方向変換(左バック)では1回目の後退時にトレーラーが折れすぎてしまい、トラクタ(ヘッド)を折れ戻しするも課題コース内なので前方には余裕がなく、トラクタの右前輪が縁石に向かって行くコース取りに。。そのため、1回目の切り返しを使って最初の位置まで前進してやり直しをする。。
再度、2回目の後退では車体の折れが足らずにトレーラーが流れていくライン取りだったので、一気に右へフルステアし折り足して、わずかに後退。瞬時に折れを一気に戻すために、左へ大きくステア。
課題では、方向変換ポケット内でトレーラーとトラクタをまっすぐ一直線にして停止する必要があるため、左フルステアしたいところだが、ヘッドの右前輪の前方にくる縁石との余裕が10cmくらいしかなく、目視しながら縁石ぎりぎりでヘッドの右前輪をトレースさせる。。。おかげで、車体が伸びらず課題履行としては不完全なので、そのまま後退しながらタイヤが縁石をクリアした時点で、更にヘッドを右方向へ持って行くために左フルステア。
直後に右フルステアして方向変換ポケットへ。これでやっとヘッドとトレーラーをまっすぐな状態で収めることができたのでした。狭い課題コース内で、いったい何回車体を折ったり伸ばしたりしたことか。。。

その後、前回巻き込み防止の寄せが甘いと指摘された左折も、寄せて一気にヘッドを折り込む形で左折して、目測ではトレーラー内輪が縁石をほぼ一定間隔でトレース。

また、苦手であった本線からS字コースへの左折では、巻き込み寄せをしたため、やはりトレーラの内側後輪が引っかかるとミラーで判断。その接輪を避けるため、急制動に限りなく近い制動で停止して、ステアを直立にして1回目の切り返し。大きくヘッドを取りまわして入り口を通過。

このS字コース。進入直後まず右カーブ、そして左カーブのコース。一般的なS字の逆形状のつくりになっている。従って左カーブが先に来るS字と違い、左折進入でトレーラー後輪が縁石をクリアしたら、次のS字内の右カーブへ向けてヘッドを直ぐに目一杯、縁石外側へ振らなければ、トレーラー内側後輪が縁石に接輪してしまうと予測される。
左折で上手く入れても、ここでそのまま直進してS字内1個目の右カーブでトレーラータイヤが接輪してしまうことが多いようで、その縁石はタイヤの擦り跡で真っ黒になっていた。。
しかし、S字内のカーブの半径(R)は、左右ともに同じRであることから、前後タイヤが縁石に接輪しない適切なライン取りで車を進めていけば、構造上トラクタとトレーラーに分かれ、車体が折れる性質のけん引車といえどもコース内で大きく修正などを必要としないはずである。 その後、残りの課題の交差点右左折や踏切を走行して、50km/hの指示速度も出し切って発着場の指定番号ポールにバンパー前端を合わせて停車。
ギアをRに入れてエンジンをきると、不合格ならこのまま総評されるのですが。 ここで、「そのまま降りてください」の指示。こんなときこそ、後方をちゃんと確認してドアを開け助手席の試験官側へ回ると。。。

「上手かったですよ。合格です」

と、試験官。

やっとのことで合格です。降車後暫くロビーに放置されたが、今回も免許の写真撮影から作成、そして渡されるまでの時間が早く、免許証受領書を記入している最中に「書けましたか??」と安全協会のおばちゃんが現れ新しい免許証が手渡される。。

結果。手引きに書いてあった免許書交付時刻よりも大幅に早く、新しい免許証を手にすることが出来たのであった。当日の合格者が少ないとこんなペースでもらえるようだ。

内容回数
単価
小計
運転練習代(京都)
1
10,500
10,500
運転練習代(奈良)
2
8,000
16,000
運転練習代小計
26,500
試験手数料
6
2,950
17,700
貸車料
6
1,650
9,900
免許証併記手数料
1
2,100
2,100
試験手数料小計
29,700
合計
¥56,200

◆免許取得後の総括と感想◆

正直、けん引免許については指定校に行こうか一発で受験するかかなり迷った免許である。
指定校によくありがちな、目視で見えるものを目印とするような運転操作の覚え方ではなく、純粋にけん引という車両の動きを覚える。つまり、短いトレーラーをどれだけスムーズにトラクターで方向を決め後退し、方向変換することが出来るかが要素の半分程度を占めていると個人的に思う。短いトレーラーになればなるほど前進は楽になるが、後退は難しくなる。その逆で長いトレーラーになれば、前進が大変さを増す反面、後退は安定してくるので、楽になる。

 

                    


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