トップ>動力車操縦者運転免許(無軌条電車免許・第二種磁気誘導式内燃車免許・第二種磁気誘導式電気車免許)



動力車操縦者運転免許は、軌道法及び鉄道営業法に関係する免許であり、自動車運転免許が公安委員会の管轄であるのと違い、国土交通省が管轄官庁である。

動力車操縦者運転免許を詳しく分類すれば下記の種類があり、その総称が動力車操縦者運転免許(動免)という事である。

  • 甲種内燃車運転免許(鉄道:ディーゼル車・ディーゼル機関車)
  • 甲種電気車運転免許(鉄道:電車・電気機関車)
  • 甲種蒸気機関車運転免許(鉄道:蒸気機関車)
  • 乙種内燃車運転免許(路面:ディーゼル車・ディーゼル機関車)
  • 乙種電気車運転免許(路面:電車・電気機関車)
  • 乙種蒸気機関車運転免許(路面:蒸気機関車)
  • 第一種磁気誘導式電気車運転免許
  • 第二種磁気誘導式電気車運転免許
  • 第一種磁気誘導式内燃車運転免許
  • 第二種磁気誘導式内燃車運転免許
  • 新幹線電気車運転免許(新幹線)
  • 無軌条電車運転免許(トロリーバス)

    *参考:上記括かっこ内に記述した鉄道とは、鉄道の線路(いわゆる普通の線路)を差し、路面とは路面の線路(いわゆる路面電車等の路面走行軌道)を意味する。

    上記をご覧頂ければよく分かると思うが、いわゆる鉄道の運転免許であると言うことが分かる。
    このうちアンダーラインを引いた『第二種磁気誘導式電気車運転免許・第二種磁気誘導式内燃車運転免許・無軌条電車運転免許』の3種類については、道交法における大型二種免許を所持しておれば、取得に際しての技能試験・学科試験・適正試験が免除される。

    このページにおいては、この3種類の免許について述べている。
    動免の申請先は、住民票所在地を管轄する国土交通省の運輸局であり地域により、北海道・関東・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州の各運輸局の鉄道部安全指導課である。

  • 無軌条電車が運転に必要な乗り物は、いわゆるトロリーバスであり、長野県大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートの一部区間にて運行されている。
  • 第二種磁気誘導式内燃車は、いわゆるガイドウェイバスであり、愛知県名古屋市北区大曽根の「ゆとりーとライン」専用軌道区間のバスの運転に必要な免許である。
  • 第二種磁気誘導式電気車は、2005年開催の愛知万博(通称:愛 地球博)の長久手会場で運行されていたIMTS(インテリジェント・マルチモード・トランジット・システム)の運転に必要な免許である。
  • ●取得のきっかけ

    大型二種免許を所持していれば、無軌条電車免許・第二種磁気誘導式内燃車免許・第二種磁気誘導式電気車免許のそれぞれについて取得試験が免除されることから、資格マニアとしては申請しないわけにもいかず、大型二種合格数週間後に申請した。

    ◆動力車操縦者運転免許(無軌条電車免許・第二種磁気誘導式内燃車免許・第二種磁気誘導式電気車免許)◆

    *ご注意* 
    この動力車操縦者運転免許の取得記は、管理人が取得申請を行った2009年8月現在でまとめたものです。
    2009年11月2日に改正された動免省令により、現在では大型二種免許取得者であっても申請のみでは取得することができなくなりましたのでご留意ください。

    2009年7月下旬:申請の準備

    動力車操縦者運転免許証(動免)の申請先は国土交通省であり、なじみが薄かったのも影響して平針サイトを参考にさせて頂いて提出物を揃えることにした。
    一応申請に必要なモノを下記にまとめたが、これは2009年8月現在の中部運輸局へ申請した場合であり、他運輸局の場合は返送の切手代からして違うので要注意である。

    【申請必要物一覧】

  • 動力車操縦者運転免許申請書各一通(1免種で1通必要。従って3免種で計3通)
  • 運転免許証(大型二種がもちろん必要)
  • 証明写真4枚(切り離して、各々裏面に氏名を記入しておくこと)
  • 手数料:収入印紙で持参のこと(1免種につき1,500円。つまり無軌条・二磁内・二磁電の3免許申請で計4,500円)
  • 動免返送用切手代250円(中部運輸局の場合:定型50gまで90円+特定記録郵便140円)
  • 返送用の封筒一枚(定型:長4号封筒に限る)
  • 誤字訂正用印鑑(シャチハタ以外に限る)
  • 2009年8月中旬:動免申請(中部運輸局交通部安全指導課:愛知県名古屋市)

    申請にあたり私の場合は、愛知県名古屋市の中部運輸局交通部安全指導課まで出向く必要がある。運輸局まで出向かずとも、書類郵送にて申請することも出来たのだが、その場合はさらに運転経歴証明書など必要書類がさらに増えること、記入ミスによる書類のやり直し、若しくは訂正をおそれ時間をつくった上で窓口申請を行った。

    窓口申請とはいっても、場所は中部運輸局 鉄道部 安全指導課という部署であり、一般に思う窓口など存在しない。試験場の安全協会のようなおばちゃんももちろんいない。
    イメージするで有れば役所の窓口の奧にあるような事務机が並べられた雑然としたフロア。その大きいフロアの一角で申請手続きとなる。
    私の場合は事前に電話にて申請に訪れる予定の日時を相談して置いたので、担当者も直ぐ対応して貰えたが、してなかったらと思うとちょっと気が引ける雰囲気の場所であった。これで、何となくおわかり頂けるであろうか。。

    申請手続き自体は、アポを入れていたおかげで提出書類の確認等でおおよそ10分で終わった。いかにも自分には場違いなこのお役所的空間から抜け出すべくそそくさと中部運輸局を後にしたのは言うまでもない。

    2009年9月上旬:郵送にて動免到着

    申請からおおよそ3週間後の平日。動免が中部運輸局から郵送されてきた。提出後3週間で到着したのは短い方だが、中途の状況連絡などあるわけがないので、半分以上申請したことを忘れていた。。余分な資格申請などは、そんなものかもしれない。。。

    動免を確認すると、運輸局長の印や免許種別に至ってはスタンプ押しされているが、氏名や本籍・取得日に至っては手書きであった。おまけにがっくりきたのが、この動免の手書きで書かれた文字の下手くそさである。小学生が書いたような文字で、決してお役人の筆跡とはほど遠い。。せめて、。自筆で申請時に書かせてもらうことが出来るならば。。と思ったのは言うまでもない。

    これで、軌条電車・第二種磁気誘導式内燃車・第二種磁気誘導式電気車の各免許が取得でき、運転することが法的に許されたわけだが、もちろんプライベートで乗れる車両は無い。就職して実際に乗る場合でも所属欄を「なし」から変更する必要があるだろうから実際問題として、この免許のまま使えると言うことは無いのである。

     


     


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