トップ>中型二種免許 取得記

2007年6月に法令改正で中型免許制度が新設され。同時に、中型二種免許も新設された。
車両定員・重量などは(8t限定でない)中型一種免許に準じており、運転手を含めて29名以下の車輌の有償旅客運行ができる。
普通免許取得後通算して3年以上(免許停止期間は除外して計算する)の運転経歴が必要である。
(上記は制令等で定められた者は例外あり)勿論、深視力検査も3回平均2.0cm以内にすることが必要である。

試験内容は、二種学科試験を90点以上(普通二種・大型特殊二種やけん引二種などの他免種の二種免許所持者は学科免除)で合格後、鋭角コース通過と縦列駐車若しくは方向変換とのいずれかに加え後方車体間隔、
路上課題走行6km以上(バス停にみなした指定場所停止措置3回)である。
持ち点数100点からの減点方式で、合格点数は80点以上。
普通二種保持者は学科試験・取得時講習と二種応急救護講習が免除され技能試験のみ。
大型特殊二種とけん引二種保持者は旅客免許取得時講習・二種応急救護講習
また、二種免許全くを持っていない場合は学科試験と旅客免許取得時講習・二種応急救護講習が必要である。
(看護師・助産師・医師・介護士・救急救命士などの有資格者は応急救護講習が免除される)

●取得のきっかけ

もうここまで来ると、免許取得の面白みにどっぷり浸かってしまっていた。
私の場合は、現時点で普通二種を取得しているので、この免許以降の免許では学科・取得時講習が免除となる。それをいいことに、さらなる免許種別のステップアップに望むことにした。

2007年6月の法改正で新設された中型二種免許だが、現状では社会的にあまり意味をなさない免許と私個人的には思う。代行運転業やタクシー会社で有れば普通二種で事足り、バス会社では保有車両の関係上、定員30人以上の大型二種が当然必要になってくるであろう。中型二種免許はマイクロバス定員29人までの二種免許であるがゆえに、世間のグループ移動で必要といわれるミニマム定員の50名には遠く及ばない。
また、中型二種免許の試験に使用される車は2007年6月以前の旧制度における大型二種試験車(9m)であることから、免許の実用性は今回考えず、これを今後取得するであろう(新)大型二種試験へのステップアップとして割り切って考える事にした。

◆中型二種免許 取得記◆(免許センター 一発試験)

2008年10月初旬:中型二種免許 受験申請

つい先々週、普通二種の免許併記を終えたばかりだが、性懲りもなく再び免許センターへ出向き「中型二種」の受験申請を行った。受験申請までは、比較的簡単にとれそうな「大型特殊一種」にするか、はたまた「中型二種」にするか悩んだが、日頃大型車を含め中型車以上の車両に乗らない私である。大型一種取得後の車両感覚の鈍りが起こらないうちに「中型二種」に進むという結論に収まったのだ^^;。

申請初日は、初回の技能試験日の予約を取って終了である。改めて後日の技能試験になるのだが、この中型二種免許は、実際のところ受験希望者が少ないため(殆どいない)。ゆえに大型二種受験者とセットで車両を乗り換えつつ受験とすることが多いようだ。何度も「大型二種」ではなくて、定員制限29名の「中型二種」でいいんですか?と確認され、かなり免許センターと試験官に手間を掛けさせてしまっている空気が見え隠れして、何か申し訳なくも思った。

普通二種を持っていると、これ以降の二種免許では、学科試験・取得時講習・応急救護がすべて免除になるので、今回は完全な技能試験のみになるが、公道試験も課せられるため、改めて法令の解釈だけはしておいたほうが良いと思った。

2008年10月下旬:実車練習(京都府:京都府交通安全協会自動車練習場)

一度の中型バスでの練習もなしに、受験してみるか?とも考えたが、やはり、受験回数を絶対数として少なくする為に、技能試験を控えた一週間前に実車での練習に出かけた。
練習した場所は、京都府交通安全協会 自動車練習場。ここは京都府運転免許試験場に別コースで併設されている。ここでは一時間から時限単位で路上および場内コースの練習が出来るとあって、近隣に主だった中型バスにおける課題練習が可能な練習場がないことから、距離はあったものの休みを一日使うことで遠路はるばる練習に出かけた。

ここでは、都合2時間の練習を行い1時間目は、S字・クランクなど何故か中型仮免許の練習をした。結局、1時間目はその他の仮免許課題である路端停車&発進や隘路・坂道・踏切などすべての仮免許の課題を駆け足でこなして終了。その後、2時間目に方向変換(右バック・左バック)・縦列・鋭角(左進入・右進入)を数回ずつ行って練習終了となった。練習時間終了後試験改題の一つでもある「後部乗降ドア合わせの目標停車」を忘れていたことに気付いたが、これは感覚的に乗用車でもワンボックスでも練習すれば大丈夫であろう。。原理は普通二種と同じであるから。

中型バス!意外と普通に乗れる!というのが率直な感想であるが、中型バスは9mの前後2軸であり、大型一種も12mの前後3軸で受けてきている私にとっては、逆に出来て当たり前なのか?

練習場指導員からは、「やっぱり、トラックのタイミングのステアリング操作だね〜!」といわれ、バス型と取り回しについて細かく&丁寧に教えて貰う事が出来た。まあ、バス型の車体独特のクセといえば、フロントオーバーハングが長く、切り始めのタイミングがトラックよりさらに遅くなること。またホイルベースがトラックより短く、今までの間隔以上に小回りし易い事である。

課題外の内容である1時間目の練習内容はあまり意味がないかな?と思ったが、トラック型とバス型のホイルベースとフロントオーバーハングの違いによるハンドル切り始めの違いが逆に体感できることとなり、全部を含めればここでの練習は、かなり身になるものであったのは事実。
これから、新規に免許を受けようとする方も多くは、「受験初期の技能試験=練習がてら」かも知れないが、一度以上はどこ練習場でもよいので実車で練習される方が、感覚を掴む近道だと私個人的には思うものである。

2008年11月初旬:技能試験1回目

京都での練習から一週間後、技能試験の受験1回目の日がやってきた。先週の運転練習での感覚、まだたっぷり体に残っており、今日ひょっとするとひょっとするのか?と思いながら、緊張もそこそこで免許センターに向かう。
窓口に並ぶと、少々の時間待たされたのち「こちらへ来てください!」と個別対応された。。

「中型バスがオイル漏れを起こして修理中で、せっかく来て貰ったが今日は試験できないです。」と言われ、愕然とする。

中型二種試験車である中型バスは、免許センターに一台だけ、そう虎の子の一台である。それが修理中、しかも修理上がり日も未定だそうな。。
ならばその日は試験というお話にならず、なにも出来ず半強制的に帰宅となった。なにもせずに帰宅するのも癪だったので、試験コースの場内課題を歩いて縦列駐車と方向変換・鋭角の確認だけはして置いた。

免許センター、普通二種の試験車両は確認するだけでもAT/MT合わせ10台に届く程度あるのだが、それが中型二種や大型二種になると各々1台ずつしかない。普段から受験者が混み合っている免許種別にも関わらず、それでは時間が掛かるもの薄々分かる気がする。

2008年11月下旬:改めて技能試験1回目:鋭角(左回り)と方向変換(左バック)後方車体間隔50cm+路上走行6km

免許センターで受験する場合、毎度の事になってしまうが予約から実際の試験日まで、かなり期間が空いてしまうのが実際である。今回も試験申請と同時に予約を入れたものの、私のような曜日指定受験では3週間後とか、4週間後になってしまうことが多い。まだ5週間後にならないだけマシなのだろうが、私のような普段全く乗らない大型一種所持者では、これだけ期間が空いてしまうと運転感覚も忘れそうな気配であり、その分免許関連のサイトで確認したり、イメージトレーニングでフォローする必要が出てくるのは正直なところである。

さて、試験1回目である。練習からかれこれ1ヶ月経過した後の受験になったので、練習の感覚はうっすらとしか残っていない。。やはりどの免許種別でも第1回目の技能試験は緊張するものであった。その慣れがどれだけ短期間の受験で慣れるかがひとつの分かれ道だろう。。。

さて、今日の場内試験課題は鋭角(右回り)+方向変換(右バック)と後方車体感覚50cmである。鋭角は大型二種と共通課題だが中型二種の場合は大きさが若干小さくなる。というのもちょうど画像の真ん中部分白線より内側が内側縁石とされる。その高さ合わせのため実際の試験ではラバー製のミニコーンのようなもので縁石高さまでかさ上げされ、これも踏んでしまうと脱輪(小)をとられてしまう。。

今更思えばだが、かなり緊張して場内課題を進めた記憶が残っている。クラッチを切る足は何気に「ガクガク」してまずは、足のコントロールが必要だった。同型同車種で事前に数時間の練習してきたといえども、試験車両に乗るのは今日が初めて。やはり、タイプタイプで若干の装備の違い、エンジン・ミッションのつながり具合・制動のかかり具合など、車体固有の違いは明確であった。まずはそれらに慣れる必要があるのだが、場内課題での発着場スタートから数百メートルの区間の無採点区間である「慣らし運転」区間のみで慣れるには厳しく、これから長く試験を重ねねばならない予感が脳裏によぎった。

無事、場内課題も減点なしで通過し、次は路上試験。その前に、一旦試験車両を発着場に停車させ降車する。ここで、。ドアに張られたシールを見て、ふと我に返った。
免許センタのこの試験車両が「自動ドア」だったことに気付たのだ。。
練習場で練習していた中型バスは完全なる「手動ドア」だった。。場内課題後の降車時、前後確認し手でドアを開け降車。ドアは、そのまま開けっ放しで良かった。

降りるに降りれないので、スイッチの場所を聞き中扉ドアの「開」動作をする。。これが失敗で、そのとき何故かスイッチ凝視で、まったくドアを目視せず開けてしまったのだ。。。ドアへの意識は全くと言っていいほど無かった。

「無目視での乗降ドア開閉」をしてしまったため、試験官にかなり叱られてしまったのだ。。。
これを苦い教訓にして、以降乗車時は完全に凝視して開閉したのは言うまでもない。。

さて、この「いすゞキュービック」9mバス型試験車、旧制度における大型二種試験車としても使用されていたこともあり、車体はとても綺麗に整備されているものの、実際のところ少なからず年季が入っている。ハザードボタンの位置や、シートポジションの設定方法など、年式・グレード・装備によって様々だと思うが、この車両はブレーキランプの形状からして、中期モデルのようである。

また、バス型シフトの特有と言うべきか普通車や大型トラックなどと違いギア投入位置からニュートラルに戻してもシフトノブがバネ反動で戻るべき位置がなく「N」のマークのイラストもシフトノブには表示されていない。要するに手探りで任意ギアの場所に投入し、それを抜き、また再度探って任意のギアに投入するというシフト感覚である。それに加えバス型では、トラック型と異なりかなりのクロスレシオでギア比が設定され、かつすべての段で低ギヤード化されている。これは、バスならではの低・中加速域・走行域を無駄なく、美味しく使うためであるがゆえのことだがその分低ギアからの加速時はシフトアップ作業が忙しい。

私が実際に路上試験に出ている中でも、試験車両であるバス特有の床から生えたロングシフト(ダルマシフト=エアによるシフトアシストなし)、車体内部を長いロッドにより車体後方にある変速装置・エンジンと機械的に繋がったシフトノブ。これを路上でトップギア、速度を50km/h-60km/hへ加速しようものなら、車体振動とエンジン音がけたたましく車内に響き渡り、結構おっかなびっくり。まあ、それを例に出せばスキー場の送迎バスみたいな雰囲気といえばいいのだろうか^^?

それが気になったか気にならなかったか、路上コースの速度60km/hの二車線区間で往復とも55km/h少々しか出せず、加速不良の減点をとられてしまった。

次回は音は気にせず、元気よくアクセル踏もう!

と思ったのは、言うまでもない。

2008年12月初旬:技能試験2回目:鋭角(左回り)と方向変換(左バック)後方車体間隔50cm+路上走行6km

さて、試験2回目である。受験日は年の瀬ももうすぐそこに迫ってきていた年末12月半ばであった。今日の場内試験課題は前回と同じく鋭角(右回り)+方向変換であったが、天気は試験としては最悪のコンディションである雨。余分なワイパー操作や制動に普段以上に気をつける必要があり、こんな日には持てるスキルをどれだけ100%に近く出せるかが、合否の鍵になるだろう。。。

今日は、大型二種受験者とのセットで試験、中型バス・大型バスと乗り換え乗り換え試験が進む。

いつも場内課題が何週間ぶりの運転感覚のブランクを戻す時間になっていることはいつもどおりで、今回も場内課題は問題なくノーミスで通過し路上に出る。

路上試験コースに出て暫くすると、やはり今回は一般車がいつになく多い。年末の12月で仕方ないことではあるが、今日は車線変更も安全で行けるという隙間がすぐには見つからず、探してやっと車線変更が完了するような感じであったので気持ちが焦る。結局、車線変更のタイミングが遅くなり、直後に控えている右折のための減速準備・減速・安全確認&車線変更・右折帯進入のすべてのタイミングが遅くなって若干おろそかになった。減速遅れをブレーキでカバーしようとして若干強く減速。そうすると4→3へギアを下げる必要が出てきた。減速が終わりつつあったのでギアを4→3ではなくダイレクトに4→2へ。。。

すると、右折帯の横断歩道の先の交差点中央のマーク◆の手前で「ガコン」とギアが繋がって急減速、おまけに車体は右折旋回中。。
なんか必死だった^^;おまけに交差点内の安全確認がおろそかになってしまい危険だったと今更だが思う。。

直後には、指定場所路端停車がやってきた。こんな運転をしてしまった直後だったので焦りつつもそれを押し殺し停車。停車自体は問題なかったものの、停車した後試験車後方に一般車が停車した!本来の流れでいけば、停止措置完了後、試験官に『完了』を申告して、直ちに車線上の後続車が来ないことを確認して発進するのだが、この時試験車の直ぐ後方に一般車が停車した。その一般車が停車しているのか、それとも試験車がハザードランプを灯して停車中なので追い越したいのか判別したいのだが、一般車が試験車真後ろでの停止だった為、目視&ミラーではっきりその動静を確認できない。そのため、いつ動かれても停止できるように最徐行で発進した。

この辺りまでは、まだ良かったが次の交差点発進でやらかした。停止した時のシフト位置「4」のまま、青信号に変わり発進したのだ。もちろん、エンストしてしまったのだ。しかし、すぐ再始動。ここで何を焦ったか、まだシフトは「4」のままだった(らしい。。。)。エンジンを吹かしてそのまま発進してしまったが、挙動が安定しない事に気付いたのは交差点を曲がった後だった。次の交差点手前まで不安定なまま車両を進めてしまった感じになった。たぶんギアの不調和で減点であろう。。。

さらに左折後には総合病院の救急車出入り口の前を通過することになる。ここは救急車の進入も多いが、試験中に来ることは希であろうと思っていた。
しかし、出入り口横を通過した時点で敷地内に見たモノは、今まさに緊急走行で出発しようと向かってくる救急車であった。法令上で言うところの緊急車両からの待避をすることになるのだが、この時点で、正直冷静な運転とはほど遠く、頭の中に待避場所を探すアンテナを張り掛けたところで、信号交差点で後続車に続いて停止してしまった。
その救急車といえば、右折帯を利用し直進していったが、これが試験に対しては致命傷となってしまったのだろう。。

不合格に決まっているようなものだが、その後気分を改め落ち着かせて免許センターまで走行させ、試験終了である。。。
フィードバックでは、フィードバックすることすらないほど、下手くそな運転だったのか「緊張していたか?」と聞かれた程度だったと思う。

2009年1月中旬:技能試験3回目:鋭角(左回り)と方向変換(左バック)後方車体間隔50cm+路上走行6km

早くも受験3回目。今回は、年が明けてから最初の受験日である。
この前後数日は、全国的に寒い日が続き降雪はないものの、かなり底冷えのする冬晴れの一日となった。

試験前の寒さには、特に堪えるこの時期である。曜日と年末年始の都合上おおよそ前回から4週間後の受験になったので、忘れかけていた今日の受験。

今日の場内課題は、鋭角左回りと方向変換(左バック)&後方車体感覚50cm。
左回り鋭角通過で、鋭角頂点に対して若干早くきり始めたため、左の後輪が1回目の切り返しですでにぎりぎり、2回目で接輪!と思ったため中断、6点確認の後に大きく元位置近くまで後退、切り返し3回目にてやっと完了。なんとが鋭角は3回までで切り返して脱出出来て、減点は無しである。

鋭角は、思い切りがいいくらいフロントを突っ込んでからステアリングを切ったほうが鋭角の頂点で切り返せるので、そのほうがよい。手前できり始めると、どんどん鋭角の内側へ寄り始めるので通過が困難になるのは見えているからだ。

その後、移動経路を走行し方向変換へ。
左後輪を隅切りへ誘導する形で左へハンドルを切り後退開始。左後輪が隅切りぎりぎりになったのでハンドルを中立状態に戻し、若干後退しつつ、隅切り頂点を越えた瞬間にフルステアでさらに後退。。。
すると、気持ち悪いくらいポケットの左に入ることができ、自分でも方向変換しながら少し感動モノだった。笑

路上では、大きい問題も無く路上で2カ所目となる停車課題場所。久居消防署先のバス停に見立てた課題停止位置に大型トラックが路上駐車おり、その大型をまず回避!結果、おかげでそこの課題実施はキャンセルされ、三重中央医療センターの周りを反時計回りに回わり、久居ジャスコ前左折で国道165号を東進、その後なんと先ほどの代わりに(国道165号のauショップの前あたりの片側2車線)で「課題実施します!」と試験官。。。。

こんな交通量の比較的多い場所で停車している路線バスは、今まで一切みたことが無いけど止めていいのか???なんて思いつつも、法令上は停車OKな訳で、後方の続行一般車両には回避してもらう感じで躊躇無く停車課題を実行して、その後3回目の停車を国道165号から左折後のJOMO(当時)のガソリンスタンド前で行ったのち、一路免許センターへ戻る。まあ、そこから免許センターまでが、この試験コースの中でも極めて狭い道路幅員の神経を使う区間であったりするのだが。。。

この区間の車線幅は、2.5mあるかないかでとても狭い。もちろん両サイドミラーは、はみ出しである。その上、左側路肩部分に何カ所か電柱&信号柱があり、電柱半分が車線側にはみ出しているのだ。一種・二種の中型・大型ともにこの区間が路上コースでの最注意ポイントに間違いないであろう。

ここも信号交差点の手前だったので、ウインカー上げず、車線内で若干(ほんの僅かに)右に避けて信号柱を回避。安心したのもつかの間、その先に続く狭小区間で向こうから三重交通の路線バスがやってきた。
向こうのバスは9mのエルガミオ、車幅は2.3m弱である。そのバスの運転手は、この試験車の存在に気付いてくれて、若干路肩へ車体を振ってくれた。そのおかげで、右サイドミラーが重なってしまうくらいの対向も、徐行でかわすことが出来た。感謝である^^。

その先の、免許センターへの信号右折で試験は終了するが、門内左折で駐車場方向へ上がる左折時、カーブすみきり半径の小ささから対向して降りてくる車がいれば先に行かせた上で、試験車の顔を突っ込んで左折した方がいいらしい。法令上は上り優先だが、試験車は安全第一、かつ一般車に迷惑を掛けない事に越したことはないからだろう。この辺は既に試験では無いため、個々の試験官の判断によるだろう。

その後、裏口から場内試験コースに流入し、そのまま発着コース指定箇所へ停車。路上に出発してから数えること4回目の目標停車になる。停止後、停止措置を完了させて降車となるが、バスの降車時は前後方向の確認をどうしても忘れやすい。降りるまでが試験なので、気を付けないと行けない箇所でもある。

私と言えば、その後半放置状態になり、次番者から試験フィードバックが進められた。

合格してしまったようだ。。


今回の試験の出来に関して、若干の出来の不満があった中での合格であったので、半信半疑だったが減点が範囲内だったようだ。
念の為、今回の運転において気になったところを試験官に尋ねると、『狭小区間でどうしてもセンターラインに寄って走行しなければならない場合は、まず減速です。もしセンターラインを割れば。。分かっていますね!。。逆走で試験中止です。。今回はギリギリでした。。』と。

確かに、巡航速度で左側の出ている電柱を感覚で回避したが、そのとき、もう少しでセンターラインを割りそうだった。。。運転しながらも、それは分かっていた。ましてや二種であり、防衛運転が前提であるからこそ、今回の試験ではちょっと頑張りすぎだったみたいである^^;

その後、私の場合は即日免許発行になるためフィードバック後、昼を挟み1時間少々後に再度集合を掛けられる。写真撮影につづき免許併記手数料証紙を購入後、住所氏名を記入して納付する。驚くことに納付申請書を書いていると安全協会の人が寄ってきて、書き上げるのを待って納付書・旧免許証と引き替えに新免許証が渡された。この間、写真撮影から、ものの1分少々である。免許証は、空いていればインスタント写真より出来上がるのが早いのか!?と思ったものだ。もちろん、ありがたく頂いて帰途についた。

内容回数単価小計
運転練習代
2
9,500
19,000
運転練習代小計
19,000
試験手数料
3
4,500
13,500
試験車両貸車料
3
3,200
9,600
免許証併記手数料
1
2,100
2,100
試験手数料小計
25,200
旅客車講習(中型二種)
普通二種所持により免除
応急救護(二種)講習
普通二種所持により免除
取得時講習小計
0
掛かった費用の総合計
¥44,200

◆免許取得後の総括と感想◆

中型二種の試験車 自体は、旧制度の大型二種免許試験車のサイズであり、多くの試験場ではそれをそのまま、中型二種試験車として活用している。
こんなことからも分かるように、中型二種免許の場内課題内容(鋭角+方向変換or縦列駐車&後方車体間隔)と路上試験コースは大型二種と同じである。それゆえに、11mバスで行われる大型二種受験への「試金石」として受験するには、免許の実用性を考えなければ練習としては、もってこいだろう。免許の実用性のみを考えれば、普通二種と大型二種の中間に新設された免種ゆえメリットは見いだしにくい。
路上試験は、比較的簡単なコースだが、狭小区間・二車線・指定場所停車と道路形態は1kmごとにかなりの様相で移り変わるコースである。9mのバス型試験車でこれらに生きた交通流動の中で、どれだけ対処出来るかが試験の分かれ道のような気がしたのも事実である。もっと煩雑で運転に技量と神経の必要な路上コースの都道府県もあるはずである。

 

                    


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