QA50 ヤマハ発動機製猿。

 ホンモノのメカニズムがぎっしりつまっている・・・らしい(カタログより)


可愛いポッケ

車体に残っていた自賠責は昭和66年!(つまり平成3年ですが)久々に太陽の下に引っ張り出されたら21世紀も10年近く経過・・・。こいつは今日の情勢をどう思うだろうか。ライバルのモンキーはインジェクション化されており、母であるヤマハは2ストモデルがないという現実を。せめて余生は兄弟に囲まれて過しなさいと寛大な気持ちでトランポに積み込んだ。

などど思う筈も無く衝動的にもらってきてしまいました。ガソリンタンクは謎の液体が残っており腐海と化しているがその他のコンディションは良さそうだ。発動機系統はフォーゲルやYSR系列のパーツで復活させることは容易だろう。しかし今日の交通事情でこいつを登録して乗るかなあ?
ちなみに冒頭でも触れた某メーカーのベストセラー車との関係については一部のヤマハ愛好家が一方的に好敵手と思っているだけで相手は全くそう感じていないのが真相だ。(笑)

(本当はミニトレが良かったと思ってしまったのは内緒だ)

ポッケおそうじ前

ポッケおそうじ後

ポッケについて管理人は画像右側の様に斜め後方から眺めたスタイルが一番好きだ。こいつは欠品パーツがなかったのでボンスターと真鍮ブラシでのサビ落としで年式相応の外観になりました。こびりついた油汚れにはアルカリ洗浄剤のどぶ漬けが効果的です。出来ればステップ廻りやホイールはサンドブラスト後に塗装したい所だが面倒くさいため手付かずの状態だ。

車体に残っていたフロントフォークはメッキ部分までサビが浸透していなかったのはラッキーだったがアウターチューブ内はドロ水と腐ったグリスでフォークスプリングが中々抜けなくて苦労した。非常にシンプルな構成のフォークだが法定速度位が許容範囲といったスペックだろう。マフラーについてはフォーゲルよりチャンバーらしい造形となっている。1000キロ程度の走行車輌のためカーボンの堆積もなく問題なく機能する。ポロポロと非常に懐かしい排気音を聴くとウン十年?前を思い出してしまう。あの頃はただバイクに乗っているだけで嬉しくて、楽しかった。この感覚は、どんなに高価なバイクを所有しても、もう感じることはできない。若さとバイクに触れ始めたルーキーだけに与えられる特権だ。(今日の若者はバイクどころか車にも興味を示さないらしいが・・・)

ポッケ・フォーゲル共にシートの真下にリアタイヤが存在する。これはスロットルオンによるリニアなリアトラクションをライダーへ伝えるものであり、安定性よりも人車一体感を重視するヤマハならではの味付けと言えるだろう。(BY ○イダーズクラブ誌より)と言うのは冗談でこの構成により非力なパワーユニットであっても楽しい?ウイリーマシンとなっている。ビビリの管理人は社外サス(カヤバ製)で車高を上げてみたがフロント廻りが更にクイックになってしまいました。(当然ですね)

ヘッドライトのリムカバーはメッキ表面に青サビが浮いていただけで綺麗になりました。フォーゲルのページで散々述べていますが6V電装は勘弁して欲しいというか、他の部分に手を入れるよりも12V仕様にすることが公道走行を行う上での何よりのカスタム?であろう。今日この電装で販売したらたちまち消費者センターに苦情殺到間違いなしだ。(笑)

 

 

タンクの掃除は苦労しました・・・

タンクはサビも少なく、穴も開いていないというこの時代のヤマハ車の常識を覆す?ありがたい状態だった。しかしそれは、ガソリンの成分が分離してタンク内で固着したが故であった。松ヤニ状態となった腐ったガソリンは度々?見かけるが今回は炭化したかの様な物質がこびりついた格好で除去には難儀しました。
(アルカリ洗浄剤、ワコーズエンジンコンディショナー、ヤマハキャブクリーナーと順番に投入したがキャブクリーナーを1週間程ドブ漬けしてやっと綺麗になりました・・・)
RZ50が製造中止となってしまった2009年現在、原付クラスにミッション付モデルがラインナップされていないという点でヤマハが国内市場をどう捉えているのか想像できるがスクーターの様なコミューターという移動道具として存続していくしかないと考えているのなら寂しいことだ。


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